百段階段 | mandarin's diary 〜シノワズリーな日常〜

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シノワズリーアンティークスマンダリンのオーナーがお届けするブログです


目黒雅叙園の百段階段へ行ってきました。


この建物は、東京都指定有形文化財になっていて

『昭和の龍宮城』とも呼ばれているそうです。


現在、その龍宮城で開催されているのが


『線は、僕を描く』at百段階段 

〜色彩空間で観る水墨画の世界〜

もうすぐ封切りになる映画を

テーマにした展覧会です。


映画関連の展示は

ご覧になってからのお楽しみ、として、


今日は、

あまりにも素敵な“龍宮城”を中心に

紹介させていただきますね。



まず雅叙園に入るとすぐ左にエレベーターが。

さすが龍宮城へ向かうエレベーターです。
唐獅子牡丹に蝶が舞う✨




内部は豪華な螺鈿細工のような牡丹のお花が

キラキラしていて


期待感でいっぱいになります。





まずは今回の展覧会のご案内がありました。





そしてここからが百段階段です。



どこまでも続いていきそうな階段に


うわぁ、、、、びっくり

と思いそのまま上を見上げると、


そこには

美しい扇型の天井絵が

これまたどこまでも続いているような、、

見惚れていると

階段を踏み外しそうになります



階段横のガラス窓の建具には

たぶん、天井画に合わせたと思われる

扇型の彫刻が。


なんてお洒落なんでしょうラブ





そして

階段を登り

最初のお部屋へ











美しい透かし建具や螺鈿細工に目を奪われます。






そして上を見上げると天井は


美しい花鳥画で隙間なく埋め尽くされていて





はあ、、、もう一部屋目で溜め息が出ます。




そして

廊下を挟んだところにも小部屋が?


またまた天井にはこんなにも美しい扇画が。





なんとここは、御手洗でした。





そして、、、


“龍宮城”の中心とも言えそうなお部屋へ、、、





ここでまた


うわぁぁ〜びっくり

と心の中で叫びました。

















一部を除き、壁から柱から

天井絵まで全て彫刻でできており、

柱に至っては一本の木から掘り出しているそうで、、、、


どんなに見ても見飽きることがありません。




これは天井です✨













という訳で


どこからどこまでも

美で埋め尽くされた百段階段。


まだまだいろんなお部屋があり、



実際にはこの期間は映画で使用された

水墨画なども展示されています。


ご興味のある方はぜひこの機会に行かれてみては

いかがでしょう。