悩むのは心が弱いから、と思われがちですが、実は心には、強いも弱いもありません。心は心。
仙台 カウンセリング 心理セラピールーム Berry's Color
心理セラピスト・心理臨床家 庄司 真弓です。
色とりどりの花々が、目立つようになりましたね＾＾
めんこい黄色くて小さい花。今日は、こちらを写真に撮りました。
なぜ、人は悩むの？？心が弱いから？ブブ～～違います
思春期は悩み多き時代って言われているけど・・・・
悩み多き時代というより、悩みという感覚に「初めて出逢う時期」
その方がしっくりくるのかもしれません。
思春期に悩むのは、心の発達や、思考の発達が、著しい身体の発達と比例するわけではないので、いわゆる「バランス」を崩しやすい時期。
なので、悩みが多い時期と、ざっくりと言われているのです。
けれど、思春期を通り越しても、「大人」という認識があっても、母になっても、孫が生まれても・・・・・・悩みは尽きないものと、よく聞えてきます。
悩みやすいということは、心が弱いから悩むと、思われがちですが、実は心には、強いも弱いもありません。心は心。それだけ。
では、なぜ、悩むの？
一言で言うならば、究極「生きているから」だから、人は悩むという側面があるといえます。
「人生というタイムライン」を俯瞰して見つめてみると・・
辞書には、「悩む（ことばの意味）」→決めかねたり解決の方法が見いだせなかったりして、心を痛める。思いわずらう。ってことでした。
・自分の人生において、様々の岐路に立ち、決めかねたり解決の方法が見いだせない。
・自分の想いが相手に理解してもらえず、心を痛める。
・人生が理想通りに進んで行かなくて、思いわずらう。
などなど。また、自分以外にも・・・・
・子育てにおいて、子どもになりかわって、子どもの人生を心配し、心痛める。
・親の介護について、決めかねたり解決の方法が見いだせない。
・老後の自分の人生について考えると・・ズーーンと心が沈む。
などなど。
自分自身の「人生というタイムライン」を俯瞰して見つめてみると、その時々で、自分自身の役割があり、役割に応じた「悩み」が必要不可欠なように思います。
つまり「悩まない」ことなんて、あり得ないというわけです。
心身共に健康にいられるためには・・・・
悩みをどうこうするより、健全に悩む方法を身に着けることの方が、心身共に健康にいられるように思います。
悩まない方法はありません。一方では、健全に悩めるようになる方法はたくさんあります。
それを見に着けると（学習すると）、自らが「悩み」を創り上げる事をしなくなります。
「困ったな～どうすっかや～」これって、困っているだけで悩んでいるわけではありません。
困っていることは、解決していきましょう。
悩んでいることも、解決志向で参りましょう。
シンプルです。考え込んで複雑になっていくと「悩み」となるのかもしれません。
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