こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
先日「オーダーメイドのマラソン練習メニュー作成をします」
という記事を書きましたが、近日発表です。
愛知県は知多半島に住むT子さんから、3回目のパーソナルカイゼンの依頼のメッセージがありました。
T子さんはランニングをはじめた2018年に初マラソン大会を4時間48分で完走をし、翌年の2019年にパーソナルレッスンカイゼンを受けてくれ、自己記録は2000年の4時間30分38秒。
その後フルマラソン大会には10回参加するも、4時間30分から4時間45分の同じタイムの間をいったりきたりで伸びず、ときには5時間かかることもあって、4年以上自己記録の更新から遠ざかっていました。
パーソナルレッスンカイゼンを受けてから故障は少なくなり、週に3日以上走り、地域の練習会にも参加をしてインターバルにも取り組み努力はしているものの結果が伴わない。
T子さんのように「練習は十分しているが結果が伴わない」という人には大きくお役立てできる可能性があります。
パーソナルレッスンの再受講を受ける前に、
と尋ねたら、
間違った方向に練習努力をされていることがわかりました。
と僕ははっきりと伝えていますが、そのことについて真剣に考える人は少ない。
ランニングフォームが意識をしないと自分の好きなように走ってしまうのと同じように、練習メニューも本来の自分にとって”必要な練習”ではなく、自分の”好きな練習”を優先してしまうものです。人間、楽な方へ逃げてしまうもの。
速く走らないようにとアドバイスをしたのに
相変わらず速すぎるペースで走っていたり…
長めに走ることが課題なのに
短めのランニングを繰り返していたり…
ロードで練習することがまず第一なのに
雪山にばかり行っていたり…
自分の好きな練習をしている人が少なくありません。マラソンタイムを伸ばすのも故障のリスクを高めるのも、日々の練習が7、8割影響します。それを変えないことには成長は望めず、やがては頭打ちになります。
かつての僕がそうでした。毎日走っているのにまったく成果がでなかった。
T子さんにはあらためてランニングフォームチェックするよりも重要なことがあると思い代わりに練習メニューのアドバイスが必要だと感じ、
と提案しました。
T子さんは1か月間のLINEサポート付きのメニュー作成を希望され、そこからはウィメンズに向けたやりとりが始まりました。
こうした相談にはAIロボットには答えられないでしょう。
名古屋ウィメンズのT子さんのラップタイム
いつもは30kmからの坂道でがくんとペースが落ちていたそうですが、今回はペースダウン少なく、最後までイーブンペース。
ほとんどの人が30km以降、後半にかけて尻すぼみに落ちていくことが多いですが、T子さんもいつもは例外ではありませんでしたが、やや右肩上がりでフィニッシュ。
おめでとうございます!惜しむらくは僕はT子さんの実力からはあと5分速く、4時間20分ではフィニッシュできる予測をしていたので残念だったこと(笑)
レース当日はT子さんに、
とアドバイスしていたのに、40kmまでペーサーについていく判断をしたため、レース後も余力のあるフィニッシュとなりました。
マラソンレースではイーブンを推奨していますが、T子さんは自己記録の大幅更新を目指すことよりも確実な更新を目指す堅実なレースペースを選択しました。
T子さんは3月から5月まで3か月のサポートを希望されており、
新しい目標に向かって、日々チャレンジ中です。
練習メニュー作成は目標タイムをお約束するものではありませんが、モニター第一号の方がこうして結果を出されたのは嬉しいですね!
Never Stop Running.
【STEP1】無料メール講座で学ぶ
【STEP2】大阪城公園での練習会やトレイルランイベントに参加する
プロにランニングフォームを見てほしい