こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
という話をします。
ランニングは、着地の瞬間に地面を踏みしめ、それに応じた床反力が生じることで、後ろ向きの力を出しているその脚を乗り越えるように体が前方へと移動します。
一方トレッドミルは、ベルトは常に後方へと流れており、脚で後方へと押し出す能力はあまり必要とされません。
トレッドミルではその場でぴょんぴょんと跳ねているだけで何となく走れてしまいます。
トレッドミルの一番のデメリットは…
トレッドミルでは、屋外を走るうえでのランニング動作は身に着きにくく、足元は柔らかいベルトのおかげで屋外のランよりも足への衝撃負担が少なく(負荷が低く)、長距離を走り切るうえで最も重要な足づくりができにくい。
実際、僕が熱心なジム愛用者で週に6日、10年以上トレッドミルを走り込んで自信満々で初マラソンに臨みましたが、固いアスファルトを長時間走る筋肉ができておらず、惨敗を喫しました。
体力、心肺機能は十分鍛えられていたので、屋外のランで足を鍛え、2度目のフルマラソンではサブ4を達成に成功しました。
トレッドミルにはメリットもたくさんあります。
トレッドミルでは天候や気温に左右されずランニング練習ができ、トレッドミルではストライドが小さくなり、ランニングフォームが矯正されます。機械以上前に足を接地することはできませんから、姿勢や骨盤の位置にも影響を与えます。
足関節への負担が少ないので、初心者や故障からの回復を目指す人には有効です。
屋外でのランとトレッドミルのメリット、デメリットについてもっと詳しくお知りになりたい方は以下の人気記事もご参考にください。
→ジムでトレッドミルを走るのはランニングに効果的か?
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