こんにちは。
ランニングコーチの安藤大です。

 

 

ランニング中はコントロールできることに意識を向けましょう。

 

 

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あなたがランニング動作中に“意識をしていること”は何ですか?

 


ランナーがランニング動作中に“意識をしていること”に、

 

①姿勢

②腕振り

③足の着地位置

④歩幅

⑤呼吸


5つがよく取り上げられます。

 

およそほとんどの人がこれらの意識に当てはまると思います。

 

 

ランニング動作の中で、「着地位置を意識しています」「重心の真下で着地するよう心がけています」と話す人がいますが、それを意識的にコントロールすることはできません。疲れやすくなったりふくらはぎが痛くなったりする可能性が高まるだけです。

 

 

「前かがみにならないようにしています」「反り腰にならないようにしています」というのも、「姿勢」は日常の姿勢、ランニングをスタートする前におよそ決定しています。「姿勢」はランニング中だけ意識をするものではなく、普段から、ランニング前から整えておくものです。



“美しく、カッコいいランニングフォーム”で走りたい場合には優先順位をつけることが重要ですが、はじめのうちは



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1に姿勢、2に姿勢、3、4に姿勢で、5に腕振り。


ぐらいの優先順位づけです。下半身はまだ出てきません。


ランニング動作では姿勢が最も重要ですが、ランニング中に意識できることは「腕振り」です。


以前「忍者走り」というスタイルが話題になりましたが、研究では腕を振るとランナーのエネルギーコストが約4%節約されることがわかっています。


「腕振りを意識したことがない」「腕は振らない」というランナーは損をしています!



トレーニングには基本5原則というものがあって、その一つに「意識性」があります。


「意識性」とは、運動を行うときは、意識をその運動に集中したほうが進歩が早いという考え方です。ランニングをするときでも、腕振りに意識を集中したほうが、リズム良く振ることができます。


よって、僕のパーソナルレッスンカイゼンでは大切なことなので念を押して、

 


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ランニング中に意識をして修正できることは「腕振り」です。

 


と伝えていますが、その後だんだんと意識が薄れてしまって、元の楽な腕振り、肩ごと左右に振る「イヤイヤ」やからだの前で両腕を抱えるような「ぶりっこ」、元に戻ってしまったランナーもいます。すると上り坂も苦手なままになります。



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「意識して修正できる」ということは、「意識をしないと元に戻ってしまう可能性がある」ということ。


Instagramでは公園で定点観測をした多くのランナーから『公園に一人はいる腕振りパターン』を紹介していますが、「何のために腕振りをするのか?」その目的を理解をすることが良い練習につながります。


腕振りの一番の目的は”姿勢を良くすること”にあります。


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たとえランニングフォームについて本を読んだり動画を観たり、人から教わったりしても、人間気づけば自分が楽なように走ってしまうもので、元に戻ってしまわないためにも日々の「意識をした練習の継続」が重要ですよ。

 

「走るときには腕振りが大事!」と言われるのは、意識をして修正できることだからです

 


腕の振り方についてはコーチによっては、

 

腕の付け根から振りましょう。

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肘を後ろに引きましょう。

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肩甲骨を意識しましょう。

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それぞれ違うことを話しているように聞こえますが伝え方が違うだけで、どれも同じことを話しています。

 

ランニング中は常に意識をしたいのは、「腕振りと腕振りのリズム」です。


レース後半で疲れてきたときにももちろん意識をしたいのは、「腕振りと腕振りのリズム」です。

 

コントロールできないことに意識を向けてもなんにもならない、というのが僕の考えです。

 

ランニング中は自分でコントロールできることに意識を向けましょう。

Never Stop Running.

 

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