こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


愛媛県は宇和島にいます!

四国に「関西の比叡山トレイルランよりはるかにキツい50kmの大会がある」と知って、2024年4月14日(日)に愛媛県は宇和島市で行われた『鬼が城ピークストレイル』に初参加をしてきました。


国内26都道府県目のトレイルランレース。最終目標は30都道府県ですが、半分は折り返しました。国外は28か国に行きましたので、もう少しでそれと並びます。


レースレポートをお届けします。

●大会に参加を決めた理由

「鬼が城」という大会名が気になったから。名前からに強そうな相手じゃないですか(笑)コースのピーク「鬼ヶ城山」は、四国百名山のひとつ。

 

総距離約50km、上りの総上昇量は約3,700mとほぼ海抜0mから富士山頂に登るのと同じくらい、四国の大会では”超人たちの祭典”と呼ばれ、アスリートのみが挑戦する大会らしかった。

●宇和島へのアクセス

大阪からは「陸路」で新大阪から岡山、岡山から松山、宇和島へと新幹線に特急を乗り継ぐか、「空路」で伊丹空港から松山空港へと入り、リムジンバスに特急を乗り継ぎ宇和島へと向かうか。


自宅から伊丹空港は近いこともあって、今回はからだへの負担の少ない「空路」を選択。レースに参加をするのに、長距離バス移動は疲れるので極力利用しません。せっかくトレーニングをしても台なしになります。

六甲全山縦走路が端から端まで綺麗に見えて美しい山容に感動!摩耶山に六甲ガーデンテラス、六甲山牧場、六甲最高峰、空から興奮しながら眺めました。


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伊丹空港から四国へと向かうときは右座席の窓側がおすすめ!六甲全山縦走路を須磨から最高峰、宝塚までひと目に収めることができます。


上空から眺める明石海峡大橋。

松山空港に到着。愛媛と言えば定番の蛇口みかんジュース。一杯400円。最近は空港以外のほかでも飲めるので希少性はありません。

愛媛県といえば、今治タオル。ロゴデザインからマーケティングまでプロに依頼をし大成功を収めた会社です。

松山から特急に乗ること約1時間30分、宇和島に到着。遠かった〜南国ムード満点の駅。


トレイルランニングに+温泉、グルメは、最近では人によってはランニングだけ楽しむ人もいますが、僕にとってあらかじめ旅程のスケジュールに折り込まれていて切り離せないものです。

愛媛の郷土料理。じゃこ天焼きはありきたりかと思い、じゃこカツを注文。愛媛県沿岸で漁れる小魚をすり潰し、平らにしてあげたもの。サクッと美味しく、ホタルジャコ(通称はらんぼ)もたっぷり。


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揚げたてをパクつくのが最高!


ランチは創業140年を数える麺処『菊屋』の名物ちゃんぽん。通りは人一人歩いておらず閑散としていましたが、店内に入るとびっくり。昼過ぎにも関わらず満席。いりこ出汁の少し濁ったスープはほんのりと甘みがあって、ついつい飲んでしまう。

宇和島城を見学。ちょうどタイミングがよく、宇和島おんどが披露されていました。宇和島のおすすめ観光はなぜか1位が「カップルでペアリングづくり」で僕には関心のないことだったので、次いで人気の宇和島城へ。


本当は宇和島は全国でも6県でしか行われていない闘牛大会があって、それを見たかったのですが年に4回しか行われておらず残念。大会主催者は、ぜひ闘牛大会の時期に合わせてもらいたい。

お城は攻め込まれないためにありますから城内に立ち入りにくく、高いところにあって自然ではありますが、レース前日には堪える急坂に急階段。

長門円。思いがけずすばらしい!トリップアドバイザーで過去最高順位で全国城ランキング4位も獲得したことがある人気の城でした。やっぱり観光を楽しむ一番のコツは、特に期待をせず行くことと思います。


本丸。ほとんど修復されず手付かずの城壁が美しく素晴らしい。

宇和島城は歩いていてとても楽しい場所でした。その後は天守閣にも登りました。

天守閣から眺める宇和島の絶景。

明日のレースの舞台、鬼が城連山。


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ええ、あんなに高い山に登るのか…きつそう。


一つ一つの山は1,000m級の山並み。


車でないランナーは駅から徒歩で約1.6km程度と楽観視していたけれど、ひょっとしてスタート地点の陸上競技場は山の上?


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明日はタクシーで行こう。(この選択は正解でした)


その後は道の駅『うわじま きさいや広場』で受付を済ませ、

道中見つけたお弁当屋。「初恋の味、カツ丼弁当」「バイカル湖より深い味…」気になる!

夕食は人気店の『ほづみ亭』で。お店の前にある橋が「ほづみ橋」、そこからついた名前というのもいい。


あえてみんな仲良く揃って時間帯にご飯を食べに行くこともないので、5時30分に行くと予約なしで座れました。ものの10分としないうちに次々と客がやってきてすぐ満席となり、入店できてラッキーでした。

名物のかつおの藁焼きを塩で。ポン酢もいいですが、塩で食べるのが美味い。

かつおは二大目大将が店内で藁焼きパフォーマンスしてくれます。大将含めお店のスタッフの接客サービスが五つ星レベルによく、気持ちがいい!最近はどのお店に行っても券売機や機械で注文の中、久しぶりに人間味のある接客を受けた気がしました。

宇和島名物の『鯛めし』。卵かけご飯に+新鮮な生の鯛の刺身みたい。鯛は淡白な味の魚ですので、正直、「鯛めしでしょう?」とあまり期待はしていませんできしたが、


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これは絶品!これを食べるために宇和島に来る価値があります。


鯛めしのご飯はおかわり自由で、普段の2倍量を食べてカーボローディング。

宇和島の郷土料理『太刀魚の竹巻き』。山椒をかけて、あなごのような食感。ほかにもいろいろと食べてレポートしたいですが胃袋は一つ、一人だとこのぐらいが限界ですね。


大阪にいたときは花粉症のせいかめのかゆみを感じたり鼻水やくしゃみをしたりすることがありましたが、愛媛に来てからはぴたりと止まりました。やはり大阪は花粉や何かが飛んでるんでしょうか。


次回はレースレポート後編をお楽しみにください!

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