「早口な話し方を直したいです。」とお越しになった生徒さん。
「仕事中も、伝えなくてはならないと思うと、話している途中から早口な話し方になります」とのこと。
早口でお悩みの方は、皆さん同じお悩みをお持ちで、生徒さんも同様に、「ゆっくり言おうと意識すると、余計に早口になってしまいます。」とのことでした。
例えば、「させていただく」「いただきます」など、「ただ」などもダダダと早くなりやすい言葉ですが、いづれも、舌が正しい位置で、強く弾けていないことにより早口が起きています
また、「早口になる理由」の通り、会話全体が早口になるのか、話していると加速し早口になるのか、症状により改善の方法は異なります。
「させてください」など、「さ行」が特に早口になる場合も多くありますが、【滑舌の専門家が分析】「さ行」が言えない5つの原因の通り、舌先の位置の間違いにより起きています。
早口な話し方を直すためには、発音が原因で早口が起きているのか、声が原因で早口が起きているのか、など、要因を見極めトレーニングすることが必須です。
生徒さんの場合は、話していると加速し早口になる状態ですので、早速トレーニングを開始
「らーらーらーらーら」と発音していると、リズムが早くなり、「らーらららら」と。
・・・・自由です。笑
ヴォイスレッスンジャスの滑舌トレーニングをご存知の方は、ご承知かと思いますが、
滑舌を改善するためには、早口で練習するのではなく、正しい舌の位置を細かく確認しトレーニングを行うことが必須
少し繰り返していますと、正しい位置に固定できましたので、
完全に固定するまで、ガンガンと舌のトレーニングを行いました。
「舌が筋肉痛になりそうです」と生徒さん。笑
まさに、舌の筋トレをしてますので、goodです
文章をお読み頂きますと、サクサクっと、
パキパキと舌が動き、早口にならず、綺麗に読むことができました。
「なぜゆっくり読めるんだろう」と、驚きとともに、首を傾げる生徒さん。笑
「いやいや、トレーニングをしたからですよ」とツッコミを入れ。笑
早口になる場合には、言葉を一つ一つ発音していないことが多くあり、例えば、「なので」を「なんで」と省略し発音する場合、「NO(の)」の「O」を省き、「N(ん)」のみ発音する癖がついてしまうことで、正しく「な」を発音できなくなることが起きます。
この場合、言葉を省略することが増え、舌が弱くなることに繋がり、結果、滑舌が悪く早口になるため、直すためには、正しく発音できる「舌」を訓練することが必要です。
生徒さんの場合も、舌を正しい位置で固定をして、トレーニングを行なったことで、
発音する時にも、根本的に改善しているため、意識をしていないのに、読むことがスムーズになった、という流れです。
良い状態をキープするため、ご自宅でのトレーニングも頑張って頂きまして、滑舌トレーニングを行いましたところ、
「最近、話しやすいです以前は、話すことが大変に感じていたので、とても楽になりました。」
「昔ならもっと早口になる場面でも、落ち着いて話せています。」とのこと。
ブラボーです
話しづらかった状態を脱し、話しやすさに繋がっているのも、生徒さんの日々のトレーニングの頑張りの成果ですので、
生徒さんの頑張りに脱帽です
正しい発音の仕方や声の出し方になると、話しやすくなるものです。
このまま、お仕事先でも、安定して話せるよう、トレーニングを頑張って頂ければと思います
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早口でどもってしまう方は、は行のトレーニングも効果的です。下記をご参照ください。
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