演出 関戸哲也さん。 | オーズの囁き

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駒場アゴラ劇場であうんの会 、
作・演出関戸哲也さん「海につくまで」を観て来ました。
素晴らしく面白い作品でした!
明日30日(月)19:00がラスト公演。
是非、ご覧になられることをお薦めいたします。
坂口修一さんと小菅紘史さんがアニキとアキラのチンピラヤクザを演じながら、
沖縄の海に向かっての逃亡中に出会う全人物も演じる超大作。
それを、たった2人の超大作!
しかも道具は長方体の箱2つでやっつけちゃう大胆さ。
海へ向かうのはふたりだけではなく何組かのペアが・・・、
それぞれの理由で向かっている。
途中で出会う人たちがまた皆、可笑しく悲しい。
やがて海。
いっぱい笑わせてもらった後に彼らが見つめる海。
波の音。
汗だくの坂口さん・小菅さんのアニキとアキラが見つめる海。(ネタバレの恐れがあるのでこう書いておきます)
人間って悲しいなぁ・・・・。
演劇の中に映画的な手法を持ち込み創ったような
(細かいカットカットを積み重ねた映画のように)
テンポがとても良く心地良かった。
その分、役者たちは大変だったでしょうが。
いや見事でした。
制作は津あけぼの座の油田晃さん。
是非是非、ご覧ください、多少のチケットはあるそうです。
本当にお薦めです。