こんにちは 。
川崎市高津区明津
下小田中小・子母口小近くの
「 あきピアノ教室 」 のあき先生です
ご訪問くださりありがとうございます。
昨年お引越しを機にこのブログを見て
こちらに決めて下さった小学2年生のRちゃん。
少し遠く自転車で15分かけて毎週来て下さり
本当に感謝しています。
途中からの生徒さんの場合
「その子の今まで」をじっくり知りたい。
とかく
どの教材使ってたの?
どのくらい弾けるの?
って事ばかり教える側は気になりがちですが
(私も)
前の先生は
何を重視して教えていらしたのか?
それによって
目の前のお子さんか
何が得意で
これから何をプラスすれば伸びるのか
をじっくり観察し考えるように心掛けています。
過去使っていた楽譜の系統
その楽譜に書きこんでいる先生の注意書き
これが実に興味深い!
どんな先生だったのかがなんとなく想像出来ます
そして
曲の番号の横に書いてある日付から
一週間にこなしていた宿題の量
そして、その◯をもらうペースが遅くなった
時期。
なぜ、その子がそのあたりから
難しいと感じていたのか?
などを考えます。
先生によって重点を置く事が違いますから
その子がどうやって今まで習ってきたのかを
知らずに
「今日からうちの生徒さんなんだから」
と自分のやり方を押し付けては
お子さんに混乱や不安を与えてしまうはず。
そこで
生徒さんの教材をお借りして
次のレッスンまで研究した上で
実際にレッスンで演奏を聴かせてもらうのです。
そうする事で
そのお子さんの演奏を聴かせて頂いて
私が自分が感じる事が
より裏付けされます。
そして
これからどんな指導の方向性がこの子を
より伸ばすのか?
か見えてくる様に感じています。
Rちゃんは
ドレミがとっても良く読めました。
「それは聴音を毎週やっていたからだな、、、」
♩♫が同じ長さになっていました。
「これからリズムを重点的にやろう」
両手奏が大変そうだな。
「今まで片手ずつ宿題が出て3週間かけて
仕上げていた時もあったみたいだから
両手で弾く回数が圧倒的に少ないのと
両手で弾く事は難しいんだって考え過ぎてるかも
しれない」
と感じました。
そこで今までの教材にこちらを加えさせて頂き
リズム練習と両手同時のリズム打ちを取り入れ
「来週はこれ、両手で弾いてこよう!」
「え⁈最初から両手?出来ないよぉ」
「でもね、見てみて!長く感じちゃうけど
この段とこの段、♫♫〜」
私が歌ってみせたら
「あっ!同じだ!」
「でしょ‼︎ だから先生と、この段練習して帰れば
ここも弾けちゃったってことでしょ、短い短い!」
「ホントだー‼︎」
なんて具合にやり方を変え
意識を変えるレッスンを続けて4ヶ月・・・。
なんと!昨日のレッスン!
◯を6個も貰って
「ママ!こんなに◯貰ったよ!」と嬉しそうな
Rちゃん。
驚いたのはそれだけじゃ!
宿題に出した曲をすぐに「弾いてみる」って。
その新曲に挑むのに
心の垣根
がなくなっただけでも
すごい進歩なのに
なんと! 両手で弾ききってしまいました
Rちゃんもママも私もびっくり‼️
頑張ったね‼️
音符を読むのが得意なRちゃん
不得意を底上げするだけで
ぐっぐっ!と驚くほど上達しています。
これからが楽しみです