ある夜、寝ていると…

「う~ん、うさん子(=ウサギのこと)がいない~」

「どうした?」

「あれ?寝ぼけにかかってた…今ね、十二支を言っていたら、ウサギがいなかったの」

「言ってみな」

「ネ・ウシ・トラ・タツ・ミ・サル・トリ・イヌ・イ! …やっぱりいない~」

「もう1回」

「ネ・ウシ・トラ サル! …トリ・イヌ・イ!やっぱりいないね~」

「くくく…」


笑いがこらえきれない僕。
こんなやりとりが10回くらい続きました。
僕は涙を流しながら笑い転げています。

「ちょっと待って!…ネ・ウシ・トラ・・タツ・ミ・ウマ・ヒツジ・サル・トリ・イヌ・イ! ウサギがいた!!」

こうして安心して眠りについた妻でした…