こんにちは佐伯です!
「華ノ棘~幽麗奇譚~」の感想や評価、レビュー等々、ありがとうございます!
とてもありがたく読ませていただいております♪
大正時代の言葉遣いや流行のファッション等、当時の雰囲気を出すのにはこだわったので、細かく見て頂けて本当に嬉しいです!
例えばですが……
大正時代風:「百匁の牛肉を肉挽器で挽き、玉葱等と混ぜて丸め、バタで焼く」
現代語訳:「375gの牛肉をミートミンサーで挽き、玉葱等と混ぜて丸め、バターで焼く」
となります!誤字脱字っぽく見えても、実はわざとだったりします。
大正時代は、現代では当たり前のように存在しているものがまだ無かったりしたので、何を書くにも毎回調べないといけなくて大変でした。グラムやメートルといった単位も使われていなかったので、単位も当時のもの……。あ、ガラガラと開閉する「シャッター」は何とか存在していました。(朝の街のシーンで出てきます)
「ジャムの瓶」は大正時代だと「ジャミの瓶」となりますが、ここはさすがに伝わらないなと思い、泣く泣く「ジャム」と表記しました……。脳内変換していただけると嬉しいです。当時の発音は「ジャミ」が正しかったのです!
スチルは、枚数を増やすよりは、クオリティ維持の方向性なので、枚数はこんな感じです。枚数の多いゲームはお得感があるのですが、絶対に絵のクオリティが下がってしまいます。
クオリティ重視だとどうしても枚数を増やせないのですが、次回作はもう少し増やせたらいいなぁ……。(もちろんクオリティは維持しつつ!)
「霧人様の顔が猫っぽい」って言われたんですが、私も霧人様は猫っぽいと思っています。(製品版を最後までプレイされた方は納得だと思いますが……)
好きな和食がアレなのは偶然だったのですが。
特にこの驚き顔は、一番猫っぽいなと思います。お気に入りです。
製品版といえば。
フリー版ではノーマルENDのみクリア可能なのですが、もしかしたら「投げやりなENDだなー」と思われたかもしれません。
ですがこれは、ホラーゲームのENDです。このENDは平凡な終わり方をするし、完全なバッドではないけれど、実は結構怖いENDだったりします。設定資料集のラストでチラッと触れましたが、気づいた方がどれだけいるのか……。
主人公があのような状況になって、華咲家はその後どうなってしまうのか?……そこまで含めてのノーマルENDだったりします。
フリー版だけだと、ブツ切りENDにしか見えないんですけどね(・・;)
全てのENDを回収して、ふとこのノーマルENDを思い返した時に、ちょっとだけ背筋がヒヤッとするようになっています。ヒヤッとしていただけたなら幸いでございます。
パッケージ版も出ましたし、華ノ棘関連の作業はそろそろ終了かな~といった感じです。
次回作の準備をそろそろ……と思っています。(当然のごとくホラー×乙女ゲーです)
まだまだ新作を制作していきます!!
引き続き、clocheをよろしくお願いいたします(*゚ー゚*)
<佐伯歌夜>