知る人ぞ知るビモータ。エンジンはデスモの900cc。
アメリカに発注したシリンダーが戻って来ないので、その間にサイドスタンドを改造します。

何するかってーと、ヨーロッパ車では良く有るがオートリターンスタンドを直しましょう。
つまり、スタンドがスプリングの力で勝手に戻ってしまう。
オートリターンでは、足でスタンドを出すと車体を傾け車重をスタンドにかけて、スタンドが立ってる状態なる。
少しでも車体を起こすと、自動でカショーンとスタンドが戻る。
人が当たっても、風で傾いてもカショーンと戻る。
便利そうで全く便利ではない。
別にセンタースタンドが有れば良いのだが、DB2にはセンタースタンドがありません。ガレージの中でも、コンビニのパーキングでも、少し外力が掛かればカショーンとなる。
で!今回は多くの日本車の様に、足で出して、足で戻すスタンドに作り変えます。

上の画像を見て分かる様に、スプリングは常に上がる方向にある。
通常は、スタンドが上がってる時はそれを維持して、立ってる時はスタンドを垂直方向、やや前方に引っ張り、立ちスタンドを維持する。
つまり、スプリングの支点を動かしてやれば良い。

説明が長くなりました。
スプリングを目立たせなくするため、裏側を考えたが、そんな場所はありません。
ならば、表しかあるまい。で!こーなった。

支点の位置と、スプリングを工夫すれば、サイドスタンド自体には手を入れる必要はありません。

これで、カショーン恐怖から解放されました。
預かってるコッチも気を使ってたので、正にウィンウィンの関係てやつだな。ビジネス英語なんて初めて使ったぜ。