最近では2ストスクーターも珍しくなってきました。
街中でも、見るのは稀で2ストの音を聞くと振り向いてしまう。
で、入ってきたのがリード100。国内ホンダでは2stスクーターの最後のモデル?なのか?
の、割には人気が無い様に思う。なんでだろ?

リード100で厄介なのが、ワンウェイクラッチ。
プーリーを外すと見える大きなギア。これを外さないとクランクが抜けない。
純正で特殊工具があり、そのプーリーを使用すれば簡単に取れるんだけど、工具購入したところで今後リード100のオーバーホールが何台来るんだ?
なので、お得意の手で工具を製作しましょう。

必要になる物で重要なのが、センターのネジ部。

測定するとM24のピッチ1ミリ。同サイズのナットがあれば良い。元々、クラッチを押さえてる32ミリナットは有るが、再使用パーツだし、プーリーに使うには厚さが心許ない。
では、他のナット探そっと!って!M24は良いとしてピッチ1ミリのナットなんてあるかーい!!

でも、一応ネットで探したら。。。あったよ。モノOロウで。
実際に探してる俺が言う事では無いが、何に使うんだ??


さて、基本的な材料は揃った。後は溶接します。

出来た!ナットがデカイので思ったより男らしくなりました。
で、これをどう使うかってーと。。

製作した工具をセンターに装着して工具を固定。M10のボルトを回す訳です。

これが取れたワンウェイクラッチです。
クランクには。。。

このように装着されてます。
一説によると、この工具がなくてもケースセパレータでクランクをグイグイ押せば外せるらしいが、経験上、グイグイで良い事にはならない。恋愛にはグイグイは必要だけど、エンジンにはグイグイは要らない。