依頼内容はエンジンはかかるが、乗ると凄く遅い。
元々じゃね?なーんて思いながら点検。
すると進角していない。
でも、エンジン回すと上まで回ってる様に感じるが、確かに重たい感じがします。
タイミングライトでテストするとFマークから離れない。
CB400Tには2つのパルサーセンサーがあり、固定パルサーでまず点火、5000rpm位で進角パルサーが作動します。

で、開けてみると。。なんじゃコリャ!錆び錆び。
各配線の抵抗値を調べる。規定以上、以下は有ったが何より桃色線の抵抗値はゼロ。
やはり、進角パルサーの不良。

左下の三角状の物が進角パルサー。表面が焼けたようにクシャクシャに見える。
数日して、中古のセンサーが届きあいからわずのガムテープアートは剥ぐと。。。

配線は結んじゃダメです。
どーゆー状況でどーゆー人種がこーゆー作業をするのか??世界は深淵だ。

修正。が、当然大丈夫だろうと自意識過剰な中学生並の甘さで組んでテストすると、進角どころか点火せず。
なので、出来るパーツ達を
集めて造り直してテスト。

上手くいきました。これを再度造り直してオッケー。

己の判断の甘さを味わう苦い仕事だったぜ。。