自粛が続く今日この頃、皆様はどーでしょうか?

俺が一番辛いのは居酒屋に行けない事。
行っても営業短縮だもんねー。
今は耐えて早く収束させましょう。

さて、今回の話はカブのお話し。
70年代のカブ。ど根性カエルでウメさんが乗ってたやつかな?

オーナーの方は大のカブ好き。伝わってきます。

作業内容は12V化。最近多いです。

この車体は最初期に入る車体で、充電系の配線が他のカブと少し違う。
ので、12Vキットの説明では作動しません。

ま、カブでその辺の話は皆さん良く知ってらっしゃるし、興味も無いでしょう。
そこで!サイドカバーに着いてるランプのお話し。

メインスイッチの横にランプが着いてるのが分かると思います。

C1にしか無い機能だと思う。
メインスイッチオフのときにホーンスイッチを押すと光る。

かわいいw

で、光るのはここだけでなく右のウインカー前後も光る。

なんのためでしょう?
勘が冴えてる方は頭のランプが光るでしょう。

これは、夜間にメインスイッチの鍵穴が分かる様に光ります。

では、右のウインカーが光るのは何故か?
俺は最初、配線がショートしてるのかと思ったwけど故障ではない。

これは、ハンドルロックの鍵穴が見える為に光る。
カブのロックはステムの下にあり、ウインカーの仄かなオレンジ色の光でそっと教えてくれる。

なんて素敵!派手なビカビカした光ではない。まるで、明治時代の財閥の金持ちが札束に火を付けてタバコを吸う様な風情ある風景を思わせます。

この機能はC1以降では無くなります。
高度成長期で人々の心からゆとりが失われたって事でしょうか。。。

違うか?違うな。イタズラでバッテリーが上がってしまうから無くなったが、恐らく正解。

でも、この手の機能は楽しいですよね。
皆さんも自粛でクサクサせず、生活の中の物や事に悠久の時代を感じましょう。