羊飼いの戯言 -2ページ目

羊飼いの戯言

作品の感想や雑感をつらつらと述べたblog

 ちょっと前ですが春のくろぎのお席。ちょうど冬から春に変わっていく時期で食材の変化を楽しめました。

 ギリギリで蟹があったので食べ納め。焼いてたべる香ばしさも、半生程度に茹でてかに刺身で甘く戴くのもそれぞれに味わいがあります。

 

 海の幸は甘鯛、白子、そして赤貝に牡蠣、山の幸は筍。筍はワカメと一緒にお吸い物で。

  

 ちょっと珍しい所ではきびなごですが、大振りのものは初めてでした。ご飯は筍ご飯などもありましたが、定番の鮭ハラスいくらご飯はお腹いっぱいに。

  

 デザートはこれまた定番のふわふわのかき氷ですが、今回はでした。そろそろ苺も食べ納めの時期ですね。

 

 年度末までにやることの流れで確定申告の話になりましたが、03.15の期限ギリギリまで作業があったよう。は領収書や支払調書などを受け取って税理士さんに処理をお願いしているそうですが、処理の流れが分かっていないと実務的な判断は難しいですね。管理人は社会人になってから全部自分で処理をしていますが、給与所得や講演会・印税などの支払調書をもとに、医療費やらふるさと納税やらの処理するだけというシンプルなものので数時間で終わるレベルです。がギリギリで発行してもらった支払調書は現在進行形の仕事ではなく何かの分配金で2万円ちょっとの額とのことでしたが、その仕事を管轄しているのが、なんと懐かしのアーツビジョンさんだったようで、久しぶりにの口から『アーツビジョン』の名前を聞きました。2006-2007年にかけて当時の社長さんがらみの事件があって同じグループの事務所の『アイムエンターブライズ』に移籍したことを覚えていますが、もう17年も前のことなのですね。今となっては懐かしくその名前も出せるようで、バイト中に事務所から電話を受けて「仕事の依頼であれば逃してはなるまい」と急ぎで折り返しの電話をした思い出話などに花が咲いていました。
 絵本をたくさん買い集めているというリスナーさんからの投稿を受けて、が子供の頃にいとこ達に読み聞かせをしていたエピソードを明かしていましたが、できることならその後に続くの「芝居論、演劇論」も聞きたく思いました。ラジオでする話ではないのかもしれませんが、どこかでそういうインタビューなどが聞けるor読めると嬉しいですね。
 締めの一連の告知・挨拶の後に、「そうだ、先週もここで言おうとして言えなかったんだよな、人間ドックがね…」という締め。半分ネタで扱うくらいですからそこまで深刻な結果ではないのかもしれませんが、最近のやせ具合などちょっと心配にはなりますね。

 03.25に放送された『アニメが問う戦争と未来~ガンダムSEEDの20年~』というNHK特番。2002年のSEED初回放映を考えれば初代ガンダムの制作から四半世紀が経とうとしていた時期に、若い人にガンダムを広めたいという想いで作られたことや、いわゆる9.11の直後でテロとの戦いの時代に、どうやってアニメ作品を通じて非戦への願いを作品のメッセージとして込めたかということを中心に、制作陣の想いを取り上げたドキュメンタリーでした。これが作られたのも劇場版の評判が良いからでしょうが、同時に番組の作り手にもSEEDシリーズのファンがいて、愛に溢れた構成だったのも、観ていて心地よかったです。

 さて本作の劇場版自体も公開から2か月が経とうとしているので、そろそろ見納めかもと思い劇場に足を運びましたが、上映回数が減っているとはいえ客入りがよく7-8割が埋まっていたのには驚きました。もちろん複数回の鑑賞に堪える作品に仕上がっているのもさりながら、入場特典として初期に配布された『二人の逃避行』が再配布されたのも影響していたのかもしれません。ちなみに管理人は知らずに行ったので、いただけてサプライズでしたが。

 それにしても観に行く時の自分が置かれている状況によって、どんな台詞やどのキャラクターの心情が自分にささるか、が変わるので、何度も足を運ぶ価値があると感じています。それだけ物語の主題に普遍性と広がりがあるということなのでしょう。

  

 俳優の役所広司さんが結構好きなので出演する作品、映画は見るようにしていますが、鑑賞が公開終了間際になってしまったのが『PERFECT DAYS』。

 

 東京都渋谷区の公衆トイレの清掃員を主人公に、日々の生活の様を記録したストーリー。早朝の起床から朝の出勤前の身支度、出勤中の車のカセットテープから流れてくる1960-70年代の音楽、公衆トイレを巡っては清掃に精を出す愚直さ、銭湯に入り、浅草の一杯飲み屋で夕食を取って家路につき、就寝前に本を読んで眠りにつく流れ。そして一週間の仕上げにはコインランドリーで洗濯して、小さなスナック(ママ役の方の演歌が上手いと思ったらガチ本職の石川さゆりさん)でちょっとした贅沢を楽しむという決まったパターンの描き方がとても丁寧で美しかったです。そして、そんな決まった日々の中にも少しずつの変化がある。それは季節の変化だったり、マルバツゲームだったり、昼食時のOLとの何気ない視線の交換だったり、そういう僅かな変化が定番の日々にを寄せてくれるという描写が心温まりました。主演の役所広司さんが、特に冒頭からずっと台詞なしの演技だけでその生活ぶりを演じ観客の想像をかきたてていくという脚本の大胆さと演技力の豊かさに驚かされました。
 一方で、不意に訪れてくる姪とその母親(主人公にとっては妹)との交流から、主人公が相当な家族関係の苦労を背負ってきたことが仄めかされますし(でもその背景を掘り下げては説明せず、観る人の想像に委ねる)、スナックのママの元・夫(三浦友和さんが演じているのがまたよかった、『西部警察』や『独眼竜政宗』の伊達成実役で好きだったので)とのひと時の交流で、人間の晩年は平穏に見えてゆっくりと終末に向けて進んでいることを意識させられるという展開も、人生は死に向かって進んでいくという重たさをじわりと感じさせてくれました。
 あまり若い人には理解が難しい作品と思われるからでしょうか、客席はおそらく60代以降と見える年配のお客さんばかりでしたが、管理人ももう少し年齢を経てから鑑賞するとまた味わいが違うのかも、と思います。

 2023年に行われた『田村ゆかり LOVE  LIVE 2023 *with me?*』ツアーの模様を収録したBD/DVDが『ゆかりの日』に発売になりました。

 というわけでまずは恒例の最中を購入。今回は職場近くのスーパーマーケットで買いましたが、羊羹やまんじゅうなど他の和菓子は結構ふんだんにあるのに、最中だけは正統派のものがなくて入手に苦労しました。

 

 そして、本命のBD/DVDですが油断していて予約が遅くなってしまっためBD版の入手が遅れそうです。取り敢えずDVD版が安定のセブンネットでフライングゲット可能だったので手には入りました。どちらにせよBD/DVDの両方を購入する予定だったので良しとはします。

  

 取り敢えずRoad to ”with me"完全版とも言うべきツアードキュメント(1時間!)を拝見しました。自分が行った会場以外の様子が見えたのも楽しかったですが、舞台裏でやゆかり組の皆さんが本当に一体感を持ってツアーを作り上げていってくれたことが窺えて心が温かくなりましたし、自然に涙が出てしまいました。体調管理をしながら走り抜けてくださったことに感謝を申し上げます。そして、もちろん本編の方も、改めて落ち着いて鑑賞します。

(追記)

 なおゲーマーズで当日販売分のBlu-ray版を無事に購入出来ました。現在アニメイトでも取り寄せ中なので保存用はそちらのを充てようと思います。

 

 冒頭からみみちゃんの話。しかし日常で戯れる話だけでなく、ウサギは先天的に内臓系の病気になりやすい個体もいるので子宮の病気を避けるために予防的に全摘手術を受けた話などは、ウサギを飼う時の参考になりますね。手術や薬物療法など動物医療を利用する際の問題として、人間と違って保険制度による減免があるわけではないので医療費が結構かさむと聞きます。最近はペットが加入できる医療保険もあるそうですね。管理人の家でも最近小動物を飼う予定にしているので、これらの手配をどうするか検討を始めています。
 さて早いもので今週の水曜日(03.27)の『ゆかりの日』には、『田村ゆかり LOVE  LIVE 2023 *with me?* BD/DVD』が発売になります。ちょっと油断していたら片端から予約が締め切られていて焦っているのですが、もちろんBD/DVDの両方を査収する手配はしています。トレーラーも発表されましたが、半年前のことなのに随分前のように感じますね。

 03.20は夕方まで新潟県内で仕事だったので、アオーレ長岡で行われていた新日本プロレスのニュージャパンカップ決勝大会を観戦してから帰ることにしました。アオーレ長岡は、建築家の隈研吾さんがデザインした市役所にホールが併設された建物なのですが、長岡駅直結で交通のアクセスがとても良いのですよね。

 普段はバスケットボールの会場としても使われている縦長の会場ですが、アリーナ・一階席ひな壇・二階席以上もぎっしり入っていました(3000人超)。こういう地方のこぢんまりした箱だと一体感が出て、やはりプロレスのようなライブ感が命の興行をするにはもってこいの環境です。

 また、地元出身者に対する声援が暖かいのも地方の微笑ましさで、ベビーフェースのSANADA選手はもちろんのこと、やはり新潟出身の裕二郎選手への声援も多く本人がリング上で照れ笑いしているのも印象的でした。

  

  

 目当てのメインイベントはベテランの後藤洋央紀選手と次代を担うことを期待されている辻陽太選手の間で行われました。実はIWGPベルトを腰に巻いたことがない後藤選手にとってここで優勝して両国でのIWGP戦につなげたい、つなげてほしいという会場の声援もあれば、レインメーカー・オカダカズチカ選手が抜けて新時代の幕開けを望み辻選手に期待したい声援もあって、かなり熱の入った戦いになりました。結果は辻選手の勝利でしたが、やはり長身で体格の良いレスラーは映えますね。海野選手、成田選手と比べて実年齢は少し上なので先んじて結果を出していって欲しいものです。

 

 なお、天山選手、永田選手といったいわゆる第三世代の大ベテラン選手も久しぶりに見ましたが、天山選手はもしかしたら見納めになるかもしれないと思いながらモンゴリアンチョップ・アナコンダバイスを見守っておりました。蝶野正洋選手の黒い革命に参加して、蝶天タッグとしてIWGPのベルトを取っていたのが1995年頃ですからもう30年前になるのですね…。

 前回訪問の2019年以来約5年ぶりに、大森の『みこころや』という和食屋さんへ。京浜東北線の大森駅から徒歩数分でわかりやすい立地の割烹和食屋さん。カウンターとテーブルだけのこぢんまりとしたお店でアットホームな雰囲気です。

 

 食事としては一通り季節の食材を使った和食のコースが出ますが、食材としては旬の物を使っているけれども一つ一つは割と普通の食材。それらの味を引き出して最大限美味しく仕上げているという印象でした。それ故、特筆すべきは値段の安さで、それなりに飲んだり食べたりした割には驚くほど安くてこれはコストパフォーマンスが良いなぁという印象。

 普段お邪魔している『くろぎ』や『星野』が厳選した珍しい食材を使って味を引き出しているのとはまた違った芸風のお店でした。

 パリ五輪まであと4か月と聞いて驚く。東京五輪の開催が2020年から2021年にずれ込んだため東京とパリの間隔が通常の4年から3年に短縮されているせいもあるでしょうが、それでももう3年経ったのかと時間の流れの速さにはやはり驚かされます。
 パリのあるフランスの名産品は何なのか、ワイン・チーズ・フランスパンと並んだところからパンの話題。確かにドイツパンとかフランスパンに始まり、国名がついている食品名(インドカレーとか味仙のアメリカンとか…)を誰が考案してどう定着したのか、は興味深いです。なおパンから派生した話題でが推しているナイススティックは時々まいばすけっとで見かけますが、確かにああいうパサついた感じのパンと牛乳の食べ合わせはよいのかもしれません。牛乳と合うものランキングを見るとクッキー・ドーナツ・チョコレートなどが上位に入るのは頷けますね。
 がぼかしながら福岡で(個人で?)小さくやっている昔ながらのパン屋さんを紹介していましたが、そういう個人のお店のひなびた感じは魅力がありますね。管理人の家の近くにも個人でやっているたい焼き屋さんがありますが、営業時間は12-18時で毎日空いているとも限らずそして現金しか受け付けない、商品もつぶあんのたい焼き一種類しか置いていないという渋さにも関わらず時々覗いてみたくなります。でもそういうお店は店主の代替わりとかでなくなっていってしまうのでしょうね。

 管理人が学生の頃は一週間の授業・実習が終わると、大学近くの雀荘に打ちに行くか、秋葉原のショップ巡りをして締めに万世に行くかというのが常ではありました。その青春の一ページを飾ってくれた肉の万世・秋葉原本店が3月末でついに閉店になるということで足を運んできました。

 すでに5階の焼肉や上層階にあった鉄板焼きはなくなっているのですが、3・4階の洋食フロアや一階のラーメン(一時期、排骨拉麺を食べによく足を運びました)も閉店になってしまうのは残念ですね。お茶の水から千葉方面へ向かう総武線(各駅停車)と東京駅へ向かう中央線が分かれてその間に立つ光景も含めて結構好きだったのですが…。

  

 というわけで友人と連絡して足を運んできましたが、3-4階共にずっと満席でした。幸い待ち時間無しで座れたし注文してすぐに出てくる(回転数up)のですが、大抵は30-60分くらいの待ち時間は覚悟した方がよさそうです。