コラム「資本主義崩壊? のこの時代」 | ゼペットスタジオ 代表 齋藤明のブログ!

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ゼペットスタジオ株式会社の代表~そしてフェイスブック秋田県人会 会長 齋藤明のブログです。
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 資本主義発祥のイギリスがEUを離脱し、そのイギリスも経済格差が激しく、大学を卒業しても働き口が無いヤングホームレスが増え続けている。経済格差はUSA、日本も例外では無い。実際私の身近でも格差を実感せざるおえない状況にたたされています。今までUSAは世界恐慌の折にはルーズベルト大統領の公共事業拡大で雇用を作り出すニューディール政策や日本の高度経済成長に行われた将来の日本も見据えた田中角栄の日本列島改革改論として高速道路、新幹線整備などの公共工事が雇用を呼びさらなる経済成長を促していました。そしてその所得を基に国民は家電、車を購入し日本経済も発展してきたものです。ですが、その後工場を人件費の安いアジア諸国に移し、挙句の果てに日本の技術が海外に流出し、今では日本の家電メーカーがアジアの家電メーカーにシェアを占められてしまっている現実があります。そして今や、USAも日本も国内の公共事業は充実しており国内の需要は無いように見受けられます。その反面、中国は積極的にアフリカ発展途上国に携帯電話インフラを無償で提供するなど、USAや日本が今まで国内公共事業で内需を求めていた事を、中国は海外にまでフロンティアを拡大しています。そして、国内にフロンティアが無いイギリス、USA、日本など先進国はある意味資本主義が崩壊してしまっています。しかし、ドナルド・トランプが大統領になり、かつてのルーズベルト、田中角栄のごとく、内需に目を向けた公共工事などを公言しています。対海外よりまずは国内を重視する発想は本来当たり前の政治発想なのかと思い、この時代に選ばれた破天荒な大統領に期待をしてしまいます。ビジネスの世界から政界に入った破天荒な政治家としては、私の中では田中角栄とドナルド・トランプが重なってしまいます。日本でこのご時世、第二の田中角栄が必要なのかもしれませんね。