フィンランドで他国のイメージを傷つける様な商品名があるとすれば、その解決法として即な訂正が求められる思いやり法律が評価されています.
三つの商品名の例を紹介いたします.皆様はどの様に思われるでしょうか.
■1.フィンランドの子供たちに長い人気と馴染みあるエスキモーのアイスクリーム.
エスキモーの言葉は、世界で認められている人種名であり、また疑惑を生じるイラストもパッケージに描かれておらず、馴染み深いブランド名でしたが、どこかの国では、人種差別批判が伴う言葉として、フィンランドでもその名前の削除を考慮するとのこと.
■2.黒色のリコリスと呼ばれる甘草.
これは日本人が好きになれない味であり血圧を上げる悪効果のある飴.
北欧では、子供、大人にも大人気の飴です.
この商品のロゴは、黒人の黒さを強調した顔のイラストを使い、黒人への悪感傷の可能性があると判断し取り消す事となりました.
■3.Geisha をイメージしたアーモンド味のおいしいチョコ.
芸者チョコは、1962年に発売され.初期のチョコパッケージには、イラストの芸者が描かれていました.そのイラストは、削除され文字のロゴだけになりました.確かに戦後、世界が描く日本のイメージは、日本の文化ではない間違ったイラストで紹介されてきました.
このチョコには、日本との関係性は無く、ただGeishaの名前が使われました.日本の好イメージが1960年代の経済発展時代で、セールスキャンペーンに使ったと思われます.私の娘が子供の時、TVコマーシャルの子役として着物姿で撮影されました.そのストリーは、子供時代に遭遇した男の子との愛情物語で、大人に育った女の子が、大人になったイケメンと再会し芸者チョコレートに隠された秘密を分け合う物語でした.
馴染みあるGeisha名ですが、この名前も消えてしまいそうで寂しい思いです.