遅春のフィンランド | すまいのレシピ【すまレピ】 フィンランド便り

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ヨーロッパの北国フィンランドへようやく春が訪れました。

長く継続するコロナ自粛生活のプレッシャーの中から飛び出すかごとく、

自由さを求めて国立自然胡淵の森へ出かけました。

 

生き生きした森の生命体に心から溶け込んでしまいました。

膨らんだつぼみ、鳥の歌声、鳥同士が 喜び合う動作を身で感じ取りました。

そして枝木を拾い集め、火を焚き、持参したソーセージを炙りました。

その匂いが森へ広がります。

 

慣れた森だが、今日の散歩は以前と違った空気がありました。

水面を飛び回る鳥たちの、春の訪れを喜びあっている姿に、歌い合う時を過ごしました。

 

この写真は5月2日に国立自然公園で撮影したものですが、森は、蕾で一杯。

自然環境保護自治体が親切に薪を小屋に保存してくれ、訪れるハイカーの憩いの場になっています。

ここで長い森歩きの後、一服。

薪を焚いてセージを焼きながら、鳥の歌声を楽しみます。

他のハイカーとも友好関係ができ、お互い森の情報交換を楽しみます。

 

すがすがしい春の訪れ。癒しを与えてくれる春の風景です。

 

春の日差しが森道にストライプの影を作り、影を踏まない様にジャンプしながら歩きました。