ヘルシンキ中心にある現代美術館、Amos Rex Art Museum (アモス・レックス美術館)へ行ってきました。
アモス・レックス美術館は、フィンランドの企業家、美術品収集家、慈善家として知られているアモス・アンダーソンの遺贈で設立された美術館の移転に伴い新設されたヘルシンキ中心部に位置する現代美術館です。
美術館の新設にあたっては1930年代建設の建物の改修と合わせて、ラシパラッツィ(Lasipalatsi)広場の地下に新たな展示スペースが新築されました。
新しい展示室は全て地下に設けられ、コンクリートドームとすることで無柱の大空間を可能としています。
また、天窓を設け自然光を取り込むことで、地下空間と地上の広場の繋がりを生むんでいます。
そしてさらに、地上に現れた緩やかで起伏のある天窓のドームは子供の遊び場や若者の憩いの場となっていて、多くの人が楽しめる新たな広場の景観となっています。