農業参入の負けパターンのひとつと考えられるもの | 熊本市の農業コンサルタント前之園行政書士事務所

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一般企業が農業に参入する場合の負けパターンのひとつに、「形から入る」というのがある気がします。

 

土地や施設を「購入」して、最初から「正社員」「技能実習生」を入れるパターン。

 

初期投資も固定費も高くなるため、リスクが高くなります。

 

世界中どこでも家族農業がメインになっているのは、固定費を変動費化できるからだといわれます。

 

こういう参入の場合、往々にして、販路があることが多い。ビジネスモデルとしては成り立っているように見えます。

 

しかし、台風などで生産が不調になった瞬間に崩れてしまいます。

 

生産が安定しないことを前提に事業計画を組む必要があります。