俳優夫妻の豪邸に居候している私立探偵が、ある日その俳優夫妻の
夫から、とある女性に封筒を届けるよう依頼されます。
しかし、出かけてみると教えられた住所にその女性は不在なばかりか、
中にいた瀕死の男から銃撃されてしまいます。
そして、絶命したその男の正体が元刑事であることを知った探偵は、
真相を探るべくその男の家を訪れますが、そこを家探ししていると、
今度はなんと警官が踏み込んできたのです。
なにがどうなっているのだ。
意外な展開が待っているわけですが、何と言っても、やはり出演者の
豪華さが本作のウリの一つでしょう。
ということで、今回は作品の展開よりも、むしろ共演陣の豪華ぶりに
ついて筆を進めることになりました。
悪しからず御了承ください。
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「トワイライト 葬られた過去」 1998年 監督:ロバート・ベントン/
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上から)スーザン・サランドン/
ジーン・ハックマン/ポール・ニューマン/
まずは、
1986年『ハスラー2』(監督:マーティン・スコセッシ/)
でAW主演男優賞に輝いたポール・ニューマン/
1995年『デッドマン・ウォーキング』(監督:ティム・ロビンス/)
で、つまり夫の監督作品でAW主演女優賞を獲得したスーザン・サランドン/
1971年『フレンチ・コネクション』(監督:ウィリアム・フリードキン/)
1992年『許されざる者』(監督:クリント・イーストウッド/)
前者で主演男優賞、後者で助演男優賞と、二度のAW賞に輝くジーン・ハックマン/
1993年『私に近い6人の他人』(監督:フレッド・スケピシ/)
でAW主演女優賞にノミネートされたストッカード・チャニング/
2005年『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(監督:ジェームズ・マンゴールド/)
で、主人公であるカントリー歌手ジョニー・キャッシュの2人目の妻となった
歌手ジューン・カーターを演じAW主演女優賞を獲得したリース・ウィザースプーン/
1985年『マーフィのロマンス』(監督:マーティン・リット/)
ではAW主演男優賞候補にもなったジェームズ・ガーナー/
2015年『スポットライト 世紀のスクープ』(監督:トム・マッカーシー/)
で新編集長役を演じ、デトロイト映画不評化協会賞助演男優賞を受賞した
リーヴ・シュレイバー/
監督は、
1980年 『クレイマー、クレイマー』(出演:ダスティン・ホフマン/ほか)
でAW監督賞に輝いたロバート・ベントン/
脚本家でもあり、
1980年『クレイマー、クレイマー』でAW脚色賞を、
1985年 『プレイス・イン・ザ・ハート』でAW脚本賞をそれぞれ獲得しています。
アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。
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