作家鈴木剛介氏のブログ『ご報告。』 | Heart Maker 2015

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地球をまもり愛と平和の世界をひらくために
人間界と宇宙を調和統合する宇宙観の再生

荒井様、金井様、はまやす様。
(樹齢2000年の縄文杉の分身として)
ただ、島にあるだけの存在。存在すること自体が仕事。
下命を受け、
伊勢系の(国家)天皇に対する、
出雲系の(象徴)天皇に就任いたしました。
「隠された日本の古代史と大国主の正体」の記事に詳しいですが、
出雲の大国主(率いる霊団)としては、そもそも、
卑弥呼(率いる霊団)が擁する伊勢系天皇が
日本の「象徴(代表)」を務めていることに、
憤りを感じていたのです。
皇室の祖とは、天照大神であり、伊勢に祀られた天照の雛形になった、
実在の人物が邪馬台国の「卑弥呼」です。
邪馬台国とは、すなわち、大和朝廷の前身であり、
大和朝廷は、日本の最初の統一国家である出雲国を滅ぼして、
成立した新勢力。
そして、大和朝廷から連なる縁故に持統天皇(7世紀)があり、
持統天皇から続く直系子孫として、現在の天皇(家)が存在する。
持統天皇は、それまであったすべての書物を焚書し、
「古事記」「日本書紀」を編纂、
「伊勢系こそが正統」という国家史観を作り上げ、現在に至る。
7世紀以降の日本の歴史は、伊勢(天津神系)を本家とする「史実」ですが、
それは、偽りの日本史である、と、大国主は常々、申しておりました。
本当の日本の歴史とは、出雲大社に祀られた建国の父である
大国主神を起源とする、出雲より始まる(国津神系の)歴史である、と。
「正統」の真実とは、伊勢ではなく、出雲に端を発す、と。
(持統天皇が創作した)古代神話にあるように、
大国主は、天孫ニニギに国を「譲った」わけではない。
出雲は大和に滅ぼされた。
その怨念は、紛れようもなく、あります。
日本という国の象徴たる天皇の、本来的なコンセプトは、
現在の天皇の祖を延々と過去に辿って行くと、
日本国家成立の祖である天照大神に連なる、
というものです。
違うだろう、と大国主は言うわけです。
それは、改竄され、偽装された歴史だと。
日本という国の祖は、建国の父たる大国主神である、と。
日本の民よ、認識を改めよ、と。
別に、私は無職で構わなかったのですが。
「出雲系の代表者(建国の父の霊的息子)」であった鈴木剛介の後を継ぎ、
同じ肉体を持つ(同じ血の流れる)者として、
お前が、「出雲系の(正統)天皇」を、務め、任じろ、と。
*** ***
伊勢系の天皇を否定したり、
伊勢系の天皇と対立するつもりは、毛頭ありません。
元より、現実問題として、この国を概念的にまとめている、
陛下に無礼があっては、決してならない、
というのが父の「教え」です。
口は災いの元。
黙して語らず、お前は、ただそこに(島に)あればいいと。
日本史の起源にあり、この国土に命を受けた縄文杉の分身として、
ただ、そこに屹立していれば良い、と。
恐らく、国立の実家と(ある意味では)縁を断たせたのは、
そのような意味合いがあったのだろうと思います。
(「天皇」とは苗字のない存在だから)
我が家は、妻子含め「出雲系の天皇家」です。
誰に認めて欲しいとも、理解して欲しいとも思いません。
ただ、少なくとも、そのような「知らせ」があったことは、
はまやすさんと荒井さんと金井さんにだけは、
ご報告しておきたかっただけです。
お返事不要にて。