4年に一度のルール改定 | 二足のワラジストがクラブMOIマッチングと刷毛をマン振り!

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昨日行われた

「JGRAプロフェッショナル第一回学科講習会」

メインの講習は、

「ゴルフに必要な視覚とは?」

「ルール解説」

の2つが大きな課題でした。


特に、「ルール」に関しては、

ご存知の通り、4年に1度のルール改正の年となるため、

変更点などもあり重要な項目となりました。





今回のルール改正の主な点は、

○「スコア誤記」の例外

○「アンカリング」

○「止まっている球が動かされる」

です。1月1日より変更。


「スコア誤記」の例外

競技においてプレーヤーが罰を受けていたことを知らずに罰打を含めなかった為に、過少申告となるスコアを提出していた場合、そのプレーヤーは競技失格とはならない。

というものです。

今までは、罰を受けていたことがスコアカード提出後に発覚した場合、「過少申告」により競技失格となっていました。これが、こういった場合は違反のあった規則で罰を受け、スコアカードの誤記として2打罰を加えることになりました。

スコアを提出したあとや後日、TVなどで観戦しているファンからの指摘で規則違反がわかり罰を受けることになった場合、本人がその罰に気が付いていない場合は、発覚した時点で過少申告で失格となっていました。この場合「TVに映る機会が多い選手とそうでない選手の差」ができてしまう為変更となったようです。


「アンカリング」

今回の改正で大きなポイントとなり注目されていた「アンカリング」

ストロークする際、「直接的」又は「アンカーポイント」を用いてクラブをアンカリングすることを禁止する。

マッチプレーはそのホール負け、ストロークでは2打罰。

これ、文章だけだとなんだか曖昧。。。

JGAでは画像付きで説明をしています↓

アンカリング写真解説 JGAより
んでもわかりにくい(苦笑)


「止まっている球が動かされる」

アドレスした後で動いた球はプレーヤーがその球を動かす原因となった場合に罰が付く。

つまり、風などで動いた球に関しては罰なしとなりました。

アドレスしたかどうか。がポイントではなくなり、止まっているインプレーの球が動かされた場合、プレーヤーサイドに原因があるかどうか。がポイントとなります。

プレーヤーサイドに原因があれば、1打罰でリプレース。

プレーヤーサイドに原因が無ければそのままで無罰でプレー。

というシンプルな形になった。


これらが今回の改定の大きな点です。


競技でなければ、プレーに影響する大きな違いではないのですが、「アンカリング」などは良く聞く言葉となりますので頭に入れておく必要があるかもしれません。ね。