ピアノって他の習い事と違って家で練習をしないと、なかなか上手にならない、という事がありますよね。 まずレッスンを始めたばかりの方へアドバイス。早く弾けるようになるためのコツを知ると家で練習時間がない人でも上達しますよニコニコ

 

まず音符の位置と楽譜の場所を把握すること。 というと「それが難しいのに」と言われそうですが、最初からすごく広い範囲を覚えようとせずに、真ん中の「ド」からト音記号なら1オクターブ上の「ド」まで、ヘ音記号なら真ん中の「ド」から1オクターブ下の「ド」までをしっかり覚える。  よく順番に音符を数えて音を知ろうとする人が、子どもにも大人にもいますが、それをしないよう心がけて、もしバラバラに音符がでてきてもこの範囲は即座に答えられるようにする。

 

この範囲をしっかり分かるようにすれば、あとはぐっと楽に音符を読むことができます!  これは小さなお子さんでも、大人の生徒さんでも共通するコツですので、ぜひ頑張ってこの範囲をおぼえてくださいねビックリマーク 小さいお子さんはどうぞお母さんが少しだけ助けてあげてください。

 

そして毎日の練習時間がなかなか取れない、という生徒さんは10分か15分でいいので、1日に1段か2段ずつ譜読みをしてください。 もっと小さいお子さんだったら、1小節か2小節ずつでも大丈夫。

最初のうちはそんなに長い曲を出さないので、それで十分だと思います。 曲全体を見るから「あ~こんなに弾かないといけないのか~」なんて思ってしまうのであって、今日はこの1段だけ、と思うと気持ちが楽だと思います。でもその1段か2段は集中して練習してくださいねアップ

 

まず自分で楽譜を読めるようになる、という事がピアノを長く続けられるかどうかの別れ道だと思います。 楽譜さえ読めたらあとは難しいところを頑張って指が動くように練習すればいいのです。 みんながまずひっかかってしまうのは、何と言っても譜読みで嫌になってしまうこと。

譜読みが出来ても、もちろんその曲にふさわしいテンポで弾くことは、少し、または長い時間がかかることもあるでしょう。でも譜読みが出来ていない頃よりはずっと楽になっているはずです。

 

新しい曲をもらったらめんどくさくても、早く譜読みをしてしまいましょうウインク音譜