消費税は全額社会保障へ

年金や医療費などの社会保障費は少子高齢化の影響を受け、必要な予算は年々増加しています。
このため民主党政権中に社会保障の安定・充実化のため、苦渋の思いで消費税増税を決意しました。
その際、増収分の8割は社会保障の安定に、2割(約1兆円)は社会保障の充実のために使い、その他の予算には使わないと決めました。
しかし自民・公明連立政権で消費税増税はしたものの、社会保障の充実に5000億円しか使わず、これは増収分の1割に過ぎません。
ただでさえアベノミクスで格差が広がっているところに、新たな社会保障への予算配分を少なくすることは、格差が是正されるには程遠く、約束違反に憤りを覚えます。
自民・公明連立政権の社会保障軽視、経済的弱者軽視がはっきりと表れています。

福祉サービス従事者の報酬引き上げ

高齢者が増え続けることは、それだけ介護を受ける人が増える事であり、介護を行う人たちも増やさなければいけません。
一度目の挑戦で落選した後、私も福祉施設で働きましたが、給与は月に15万円でした。
介護現場の賃金は決して高いと言えず、その数も足りているとは言えません。
ある人から「高齢者向け介護施設に使えそうな場所はないか?」という相談を受けたことがあります。
場所は見つかったのですが、従事者が集まらないという理由で、計画はなくなりました。
介護施設のニーズがあるにも関わらず、担い手が集まらないという状況です。
民主党政権時に介護職員・障がい福祉従事者の処遇改善法を成立させてきましたが、さらに介護報酬、障害福祉報酬をプラス改定し、賃金を引き上げたいと思っています。

年金給付の拡大と公的年金一元化を目指します


少子高齢化・人口減少、非正規雇用の増加、職業比率の変化などにより、年金制度がアンバランスになっています。
また、無年金者が生活保護の受給者になるということも、課題の一つです。
これらの問題は、財源の問題が大きくのしかかりますが、現実的な対応としてはアンバランスさを是正する公的年金の一元化が考えられます。
現在は、国民年金、厚生年金、共済年金が別々に積み立てられていますがより効率的でわかりやすい制度に改善する必要があります。
また最低保障年金を創設することで無年金者が無くし、現在の基礎年金部分についても、それだけでは生活することは困難なので、年金の給付水準を上げて皆さんの不安を無くすように頑張ります。

泉ケンタの提言 私はこうしたい!