●予算委質問が終了

一昨日の分科会に続き、今日は予算委で質問。麻生大臣や塩崎大臣に子育て支援やひとり親支援について質問しました。

現代の日本に、なぜ更なる子育て支援が必要なのか。それは子育て支援制度が「世帯収入の構造変化」に追いついていないからです。

世帯主一人の収入で家計を支えていた時代の雇用慣行「終身雇用」「年功序列」が終焉し、男女雇用機会均等の時代に入った段階で、世帯収入に占める女性の収入比率が増える現実を直視し、あらゆる女性の、出産によって一時的に生じる負担増や育児によって生じる収入減を克服できるだけの支援制度をつくる必要があったのです。

例えば「育児休業給付」。
対象者の要件が限定されたり、給付も最初の半年は給与の67%補償、半年以降は50%補償に留まっています。
そして寡婦控除は13万人の未婚母子家庭には適用されません。
これらの現状を大臣に直接伝え、子育て支援の更なる充実を求めた今回の質問でした。

また教育費に関する子孫への贈与非課税措置では、1500万円贈与した家庭に366万円の恩恵がもたらされることになっています。
それだけの贈与が出来る家庭の子孫に資産が非課税で移転する。これは「金持ち優遇」「格差の固定化」と言えると指摘しました。

↓ぜひ質問のネット録画をご覧ください。

衆議院予算委員会
3月12日(木)9時~9時30分

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
※アンドロイド搭載スマホ、タブレットでも視聴可。
「ビデオライブラリ」から再生できます。