昨日の公演。
「ナレーション付の字幕なし」という形態でした。

字幕がない中で、お客様にどこまで内容が伝わるのか、というのが最大の心配でしたが…。

…声優界の大御所:矢島正明さんのナレーションが素晴らしくて、内容はバッチリ伝わっていました。

矢島さんも「ラジオドラマのつもりでやりますからね」とおっしゃっていた通り、心まで染み込んでくる美声と、表現豊かな語り口、さらにはセリフの部分では役ごとに声質が変わる巧みな技術で、まるで目の前で一度全てが演じられているような気がしました。

そして間髪入れずに音楽スタート。

一気に物語が展開していきます。

第三幕の前に受付スタッフさんがお弁当を食べていたので、
「遅い昼食ですね(笑)」と声をかけたら…

「最初だけ中で観させていただいて、途中で外に出て食べるつもりだったのですが、ついつい引き込まれてしまって…」

と、嬉しいお言葉。

特別にコミカルな動きをした訳でもないのに何ヵ所も笑い声が聞こえましたし、ロドルフォとミミのデュエットやラストシーンでは客席からも緊張感が伝わってきました。


さ。今日は別組による二日目。
今日は客席で観させていただきます。

あ~。
めちゃくちゃ緊張しています。