【レッドロードとブラックロード】 | あなたとつながるラジオ寺子屋

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【レッドロードとブラックロード】words by 松木 正

(文章長いけど、想いはいっぱいこめてます。読んでくれてありがとうございます!)

 

 

Lakotaの人たちは 

「人生の旅の上で我々は2種類の道を前にし、どちらの道を歩いて生きていくのか選択できる」という。

それらは、レッドロードとブラックロード と呼ばれている。

どちらの道を歩いていても 再びまた2又に分岐し、

レッドロードとブラックロードを選択できるという。

それらはまるで 樹木が枝を外に向けて伸ばしていく時、

2方向に枝分かれしなだら広がっていくようだ。

ブラックロードは平坦で安全な道だ。

レッドロードは、曲がりくねっていたり、

目の前に巨大な山がそびえ立ち行く手を阻み、それを越えていかなくてはならなかったり、

道は途切れ、その先はがけっぷち…

向こう側につづく道まで勇気を出して跳ばなくてはいけなかったりする。

つまり、レッドロードは<冒険不可欠>な道だ。

危険と隣り合わせで、いつも死の恐怖がつきまとう。

死とは死そのものであり、小さな自己の死でもある。



Lakotaの人々は言う…。

ブラックロードを歩む者がいる世界には、

人々がよく知る「幸福とはこういうものである」という幸福がある。

レッドロードを歩む者がいる世界には、

ブラックロードのそれとはまったく次元の違った幸福がある。

冒険をひとつ終えるたびに、より高い次元の幸福がそこにはある…と。


それは言い方を変えれば、魂の目的に従ってあらたな経験を重ねていくことであり、

ワカンタンカ(内なる創造の力)の御心と自分の意志を絡み合わせ勇気をもって

「今までの世界」で体験した恐怖が生み出したEdge(境界線)を越え、

 

未知なる「広がる世界」へ 足を踏み入れていく冒険をくり返すことだ。

そのたびに、

「私はこうなんだ」と思い込んでいた <小さな自己>が死んでいく。

そして、新しい世界で <新たな自己>が目覚める。


もし、あなたがレッドロードを歩くなら、

そこはあなたを個性化させていくプロセスとなることだろう。

あなたが生まれてきたことには意味がある。

ヴィジョンクエストで探し求めるように、

あなたの魂には目的がある。

だから創造の力、大いなる不思議は

あなたをこの世界に創造したんだね。

あなたの内側からいつもその創造の力が働きかけていて、

あなたの人生をカタチづくろうとしている。

人との出逢いをつくり、様々な出来事を経験させ、

関係性を深め、変化させていこうとする。

魂の目的にそってあなたに、必然として様々な経験をさせ

どんどんあなたを「あなた」にしていこうとするのだ。

これがつまり、あなたを個性化させていくということなのだ。



創造の力=ワカンタンカは、人智を越えているので、

それが創り出す現実に起こる出来事は、あなたの許容範囲を越え、

これからどうなっていくのか想像しようとしても想像が追いつかず、

恐くさせたり、パニックに陥らせてしまうことすらあります。

もちろんそれはあなたを「広がる世界」に移行させようとする働きかけるプロセスです。

しかし、出来事があまりにも未知すぎたり、

身体的にも精神的にも傷つくのではないかと不安を感じたり、

ひとりぼっちになってしまいそうだったり、

何かしら良からぬことが起こりそうだと予感すると、

 

あなたは瞬時に、

今までの慣れ親しんだ信念のパターン=belief(~するべきだ、~しない方がいい、~することはしかたない…etc)に従って行動し、

結局今までの世界、安全な知っている世界に引き返してしまう。

もしくは、あなたに変化をもたらせようとする創造の力と、

安全な「今までの世界」に戻らせようとするチカラ、

ベクトルのちがう2つの力が行きつ戻りつ葛藤を引き起こしたりもする。

あなたが「変わらないこと」「今までの世界にいること」を合理化(もっともらしい考えで正当化する)しつづけると、

変われない自分をなげき、自信を失っていく。

時には、自分を変えないことを正当化するために変われないことを誰かのせいにし、誰かを悪者にしたり憎んだりしてしまうことすらある。

いずれにしてもあなたの魂は傷ついていくのです。


ただ、

「今までの世界」に どうしても今はとどまる必要性がある、という時もある。

「今までの世界」に多少違和感をもち始めていても、そこは知っている世界だ。

長い間そこは、安心があった場所でもある。

ここには大きな対立もないし、

誰か他者から傷つけられる心配はない。

安全であるから、ある程度の幸福感も得られることは間違いないのだから…。

だから、人生の旅の上で

この世界があることは意味があるし、必要なんです。

ブラックロードにしばらくとどまることも必要なんです。



あなたがヴィジョンクエストをするということは、

それはレッドロードを歩むことを意味しています。

「今までいた世界」と離別し、

創造の力が導くあなたがあなたになっていく

「広がる世界」に足を踏み入れていくことなのです。

安全な世界から旅立って、今までのあなたが死ぬ危険を冒し、

新たなあなたに生まれ変わることを受け入れるということです。



ヴィジョンクエストのことをLakotaの人たちはハンブレチアと呼ぶ。

ハンブレとはDream、チアとはCrying。

 

つまりCrying for the Dream(夢を求めて泣く)が

Lakotaの人たちが言うヴィジョンクエストの本質を表す言葉だ。

Lakotaの人たちにとって「泣く」と「祈る」は

セレモニーの場においてほとんど同意語だ。

あなたは大いなる宇宙、創造の力の源に願い、訊ね、感謝し、

コミットする言葉(声)を送ります。

心から深く祈り声をおくるあなたの目から 

やがて涙が流れ始めます。

あなたは、思考から開放され、

変性意識の状態(ドリームタイム、ドリームランド)にいざなわれていきます。

あなたはそこで、特別な夢や特別な現象を

神聖、かつリアリティーをもった出来事として経験するのです。

それらはすべて ハンブレ=Dreamです。



ハンブレチアを終え、山から降りてくると

あなたはスウェットロッジの中でそこで得た特別な経験を、リアリティーをもって語ります。

それらの経験に内在するエネルギー(力)は、総和され重ね合わせが起きたその時、

あなたが聖なる場所(結界)で祈りとして送った声の

返答としてのメッセージが浮上してくるのです。

セレモニーリーダーは イエスカ=通訳というカタチで

spiritの言葉を伝え、クエスターをインスパイアーします。

あなたはハンブレチアの非日常の現実の中で

「今までの世界」からEdgeを越え「広がる世界」へ移行していく冒険を経験するのです。

この非日常の現実の体験は、

そのまま日常の現実を引き寄せ、生み出します。

またハンブレチアで出会った盟友=パワーアニマルたちは

日常の現実の様々な場面の中でそのspirit特有の力でプロセスに働きかけてきます。

あなたがあなたへと個性化してゆく手助けをしてくれるのです。

 

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