ビデオSALONなどなど | ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

ビデオSALONなどなど

ルーラルアート+ふるいちやすしの日記
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ただ今発売中の「ビデオSALON11月号」(すいません、遅くなりました)
連載の「大判流映像表現術」もご好評をいただき
特に今やってるトーン作りの話は
後日発売される
大判カメラのムック本の方でも
掲載される事になりました。
今月号はもう一つ
SONYのフルサイズセンサーを持ったビデオカメラ
NEX VG900のテスト撮影もやってまして
こちらの方は「home on the road」という
小さな作品にしてYouTubeにもアップしてあります。



やっぱりフルサイズは魅力的です。
愛用のFSシリーズがフルサイズになってくれれば
申し分ないのですがね。
このタイトル、
僕の性格をよく知ってる人が見ると
ニヤッとしてしまうものなんですが
それはいいとして
普段はモデルを使ってのテスト撮影がほとんどの
ビデオSALON編集部でも好評で
実は次号のミラーレス一眼の特集で
僕はNIKON1を担当するんですが
それもこのパターンでやってくれとのリクエスト
編集長曰く、「大人な雰囲気」らしいです。(笑)
まぁ、大人過ぎるほど大人ですから、やってきましたが
けっこう題材を探すのが大変です。


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僕もこれまでは人を撮る事がほとんどでしたが
今年は風景を撮る事によって
もう一度、色、光、陰、そしてカメラと
じっくり向き合ってみようと目標をたててやってきました。
最初のうちは自分のせっかちな性格ばかりが浮き彫りになり
とても嫌な気持ちになりましたが
随分いろんな物が見えるようになり
ほっとしてます。

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ある人が言ってくれました。
「あなたは自分の第六感に従わないと活きない」
こうして自然の中にいて
また、なんの予定もたてずに撮影していると
確かに感覚だけでいられます。
そしてそんな時に自然は素晴らしい姿に出会わせてくれます。
被写体を作るのではなく
そこに在る物を感じ、受け入れる。
いや、そうしてきたつもりではあるんですけどね
どこか作る事に支配されそうになっていた自分に気付きます。
もちろんドラマを撮る時には作ります。
が、
どこからか、受け入れなければいけないと
その喜びを感じなきゃいけないと
「オッケー、それでいい。」ではなく
「ありがとう、いただきます。」と撮れるような人間でいなければいけないと
そんな事を考えるのです。

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