竹林にて
美しい竹林へ行って来た
さわさわさわさわ
軽い葉音と鳥の声
その中でギターを弾くという贅沢
とあるレコーダーのテストの仕事だったんだけど
ほんとにいい時間を過ごした
近々PRO NEWSで公開です
なんかね
音楽にしても映像にしても
全部デジタルの中にある感覚
コンピューターの中で作って、再生されて
葉音のさわさわを
SEやノイズとは言わず
ちょっとお邪魔してギターの音をとけ込ませる感覚
空気の流れ
録音にしても撮影にしても
それを捕える事ができるんだろうか?
ただ在るものを
ただ見る時間
ただ聴く感覚
大事でしょ
ガチ!バチ!と写るカメラはいくらでもあるけど
どうしてもデジタルのギザギザが気になるんだ
だから僕はできるだけ
まぁ、できるだけなんだけど
スムーズなカメラやレンズを選ぶ
例えばスタジオの中で
たっぷり化粧した人に
強いライトを当てて撮るとしても
人は人。
自然の一部なんだ
都会だとか言って突っ張っていても
そこにいるのが人である以上
そこに雨や風が吹き込んでくる以上
自然そのものなんだ
それを見過ごさないこと
忘れたくないなぁ
昨日
京都から知り合いのカメラマンが
僕のスタジオへナレーションの録音にやってきた
その後カメラの話になり
彼はSONY FS700を使っていて
少しスムーズさに欠けると不満をもらした
あ、やっぱり分かってるんだ
そこで僕は自分のFS100の話をした
700が出てからもう旧版のように思われているが
センサーが基本的に違っていて
このセンサーを積んだFS100とF3は別格のスムーズさを誇っている
どちらも新機種が出て
残念な事にこのセンサーは使われなくなってしまったが
先日SONYの技術の人と話したら
「いや、まだ終わってませんよ。」と
嬉しい言葉。
FS700は抜群に便利で優れたカメラ
僕も時々借りて使わせてもらうけど
入魂のカットはやはり100で撮りたくなる
この違い、みんなに分かってほしいなぁ