Panasonic EVA-1と奥多摩ぶらり
ビデオサロンの連載の為にPanasonic EVA-1をお借りして、
カメラマンの吉田康弘さんと一緒に奥多摩をぶらり撮影してきた。
実にいい日だった。
時間に追われないゆったりした撮影、蕎麦も美味かったし、
吉田さんとのおしゃべりも楽しかったし。
そして何よりこのカメラ、ぐっときちゃった。
まぁ、カメラの詳しいことは次号のビデオサロンを読んでいただくとして、
とっても高性能なこのカメラ。
でも僕にとって大事なのは自分の美意識にどこまで寄り添ってくれるかどうか。
撮りながら自分で気づいたのはやっぱり暗部の繊細な表現ができるかどうかが重要なんだということ。
そこに締まりと繊細さがないと僕は満足できない。
カメラのパラメーターを細かく調整しながらそれを確かめていく。
彩度を落としながらデジタルっぽさがなくなるポイントを見つける。
ここだ!というところで感じるときめきがたまらない。
それがはっきり見えるEVFの性能は抜群。
あと、形と赤いラインもツボにはまった。
僕はR●DやBLA●CK MAG●CKというカメラは
いくら性能が良くても持つ気になれない。
愛着が湧きそうにない。
手に馴染みそうにないもんね。
それって大切なことだと思うんだ。
久しぶりに足がつるほど歩いたけど、
いやぁ、楽しい撮影だったな。
吉田さんが撮ってくれた写真、どれもにやけちゃってるし。