昨日は夜更かしだったので、お昼まで寝てしまいました。




「ああ、昼まで寝ちゃったよ」と


ボーっとしていると


なにやら台所からガチャガチャ音がする。




そのガチャ音が




コンコン → パカ  → ジュー 




と変わってゆきました。


おお、これは目玉焼き音譜




やさしいオットよ、夜中がんばった私のために


お昼ごはんを作ってくれているなんて・・・




と思って起きだしてみたら、




オットは自分の分しか作っていませんでした!




チャンチャンニコニコ






目玉焼きといっても、料理は料理ナイフとフォーク


蒸し焼きにするのを忘れたであろう


フライパンの中を見て


思わず笑ってしまいました。




その後、私は自分のひるごはんを用意して


一緒に食べました。






こんなに気持ちよく晴れた休日、




昼まで寝ているぐうたら妻をたたき起こすことなく、


一人の時間を過ごしていた彼。




平日撮り溜めた番組を見たり


お腹がすいたら何か作り




好きなように過ごしている様子を見ると


悪かったな、と思います。




せっかくの休日、


美味しくブランチを食べて


早くから出かけたかっただろうし


自分自身の休日も無駄にしてしまったかなと反省します。




でもね、私は勝手に反省モードだったんですが


彼は別に私に何か言ったわけではないんですよね。




私は自分自身もそうであるように


育った環境が


「頭からしかりつけて、相手をテコでも動かす」


「相手に選択の余地を与えず、無理やりいうことを聞かす」


といったシステムでした。


もちろん、両親はそれが子供にとってよいと信じていたからの


ことであるので、間違った方法ではないと思います。




それが大人になり、オットと結婚し


彼自身や彼の家族は、うちと全く違う環境だった


ということに最初は戸惑いました。




いわゆる、コミュニケーションがあるんですよね。


「ワタシが一番正しいのだよ!」 ということを押し付けない。


自分のことも相手のことも認めた上で、


お願い事や言いたいことなどを


伝えてきたんだな、ということが分かります。




家族という一番身近な人間関係でも、


お互いを尊重しあうことは


とても大事なんですよね。


私の育った家族では経験したことがなかったことでした。




今ごろ何を言う・・・と言われそうですが


頭ではもちろん分かっていましたけど


結婚して、本当の意味で腑に落ちたんじゃないかと思います。




相手が大事


だけど


その「大切にする」ということが


どういうことなのか、私には分かっていませんでした。




今まで 家族、友人(しかも近い人ほど) など


相手をどれだけ粗末に扱っていたか


尊重してこなかったか、ということを


痛いほど感じます。




それに気づいた最近まで、


オットには不満だらけでした。 ヒドイ。


リードしてくれないというか、


デートをしても夜ご飯はB級グルメばっかり。


意見を求めても 「大丈夫!大丈夫!」


本当に人のこと考えてんのかよっむっ


とキレることもしばしば。




でも今考えると、彼は


「私のやりたいように」やらせてくれてたんですよね。




最近、目の間に起こることが


自分に何かを気づかせようとして起こっているんじゃないか


と思うことがたくさんあります。




忘れないように、書いておきました。






「大切な人を、本当の意味で大切にする」には、どうしたらいいのか。




いつか自分なりの答えを探したいと思います。








今夜はオットがスパゲティを作ってくれるそうです音譜


語らずして、さっきの願いが通じた~ 




なんちゃって。