私はずっと、自分の気持ちが分からないことで、人生翻弄されてきました。
自分の気持ちが分からないということは
「他人に振り回される」ということ。
親の顔色、他人の顔色を伺いながら
自分の立ち位置を探すような生き方は
魂を他人に渡したような“空っぽ感”がありました。
特に、妊娠出産のことではとても悩んできました。
それは、子どもが欲しいのかどうかが分からなかったから。
妊娠とか子どもという言葉に
過剰に反応する自分に戸惑うこともありました。
でも当時、そのまま素直に「自分がどうしたいのか分からない」とは言えなかった。
そもそも、分からないことにさえ、最初は気づくことがなかった。
なぜだろう?
それは、親が期待しているから。
周りの女性がお母さんになってゆくから。
一般的にそうだから。
だから、自分の気持ちが分からない状態にもかかわらず、他人に合わせて“子どもが欲しいと思っているフリ”をしないといけないような気がして、それもしんどかった。
だって、「わからない」「こわい」なんて本当のことを言ったら大変なことになりそうだったから。
だから本音には気付いてはいけなかったんだ。
この世界は、自分の気持ちが分からなくなる呪いに溢れている。
その呪いを少しずつ取り除いていくと、「本音を言ったらいけない」という悪夢から目覚めることができる。
今よりもずっとずっと、いきいき、ラクに生きられる。
私は、一人でも多くの女性にオーガニックに輝いて欲しい。
心からそう願っています。
子どもは尊く、大切な存在。
アラフォーになってもお母さんになるのが怖くて、子どものことを考えないようにしてきた私の元に40歳のとき息子がやってきてくれて、人生が一変しました。
そんな存在に、心から感謝しています。
ただ、それと同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上に大切なのが、わたし自身。
今の私も、ありのままでいられるからこそ、パートナーや子どもとも怒ったり泣いたり笑ったりする姿を見せながら、心から関わり合って暮らすことができています。
仕事と、妊娠出産と、パートナーと、どう向き合うか。
自分でもよく分からない自分自身と、どう向き合うか。
そんな多くの女性が抱える悩みを解決し、心から輝くにはまず「自分の素」を取り戻すことから。
そこをお手伝いするのが、私の仕事です。
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