もうすぐ7年目に入る行政書士の思う事 | リーガルミッション国際行政書士/社労士事務所

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神奈川県相模原市の英語・翻訳対応行政書士の室本です。

国際相続もお任せ下さい。

 

 

さて、約一年ぶりのアメブロ更新です・・・

 

おかげさまで(それなりに)忙しくさせていただいており

弊所も(前身の「室本法務事務所」の時代も含めて)

もうすぐ丸6年です。

よく続いてるものです。

 

行政書士事務所を開業して、続けていくための秘訣。

その答えは人によって違います。

人脈、資金、ダブルライセンス、ニッチ市場、経営力 etc.

続いている人が答えるものであれば、

それは全て「その人にとっては」正解です。

じゃあ、室本の答えはというと、

「高望みしない」

ことだったのではないかと感じています。

こう書くとなんだか後ろ向きで消極的ぽいですが、

別の表現に代えると、

「現実を受け入れた上で、長期的観点で成長していけるという希望を持ち、地道な努力を重ねていくこと」

という感じでしょうか。

 

開業当初なんかは特に、

(それなりに)難しい国家資格getしたんだから

開業すれば稼げるんじゃないかと期待するものです。

その考えが間違っているとは言わないけど

そうは問屋が卸さないのが現実。

1年で年商1千万!」とか、夢見ちゃうみたいですね。

で、そう甘くないことが分かり

貯金がどんどん減っていくと

「もう無理・・・廃業だ・・・」

となる。

 

もちろん、そもそもガンガン稼ぎたかったのだという人は

とっとと別の手段に切り替えた方が良いかもしれない。

その人にとっては、行政書士という選択は

間違いだったということになる。

 

しかしながら、人間皆が皆「ガンガン稼」ぎたいわけでなない。

お金ではない別の価値観にマッチするという理由で

行政書士をチョイスする人もいる。

 

 ・人の役にたっているという充実感を味わいたい

 ・完全に自分の裁量で仕事がしたい

 ・時間に縛られずに仕事がしたい

 ・金バッヂが付けたい

 ・何かカッコよさそう(実際はそうでもない)

 

年商!とか、

事業拡大!とか、

イノベーション!?とか、

そういうハイレベルなことは

本当はジワリジワリと意識していくことなのではないか?

最初からこういう“ハイレベル”なことを意識しすぎるのを

「意識高い系行政書士」と呼べばよいのだろうか。

そういう人たちが

「行政書士じゃ無理だ」

という風に、勝手に作ったハードルに引っかかって

廃業しちゃうのかな?

 

いろいろ書きましたが

僕はハッキリ言って意識高くないと思うし

まだまだ“ハイレベル”なことを考えるほど

成熟してない気がする。

でも、そのおかげで続けられてるのかな。

 

というわけで、今年の目標も

「事務所を潰さない程度に、自分の生き方を最優先する」

としたいと思います。