みけちゃんとのさようなら | tastes of HONEY and her friends

みけちゃんとのさようなら

ハニーさんを産んでくれた子。
医療行為をする私を大嫌いな子。
野良時代に幾度か虐待を受けた子。
オス猫と男の人が大好きな子。
誰よりもたくさんお話する子。
憂いのある美しい瞳をもつ子。
そんなみけちゃんが14歳で、今日旅立ちました。



約2週間前に呼吸音に異常があり、かかりつけ医へ行き、レントゲンを撮影したら既に呼吸器が腫瘍に押され1/6ほどしか開いていませんでした。
その前も、ずっと長い間、便秘があって通院してたので、胸の音や呼吸音も毎回聞いてもらって、何も異常はなかったのですが。。
酸素ハウスをレンタルして、そこで生活してもらいました。自由じゃないのはいかがなものか・・と懸念がありましたが、本猫もそこにいると楽だと理解するようで、特にそこからでたがることもなく、むしろ限られた空間で落ち着いた様子でした。
最後は呼吸困難だとわかっていたので、どれだけ苦しむのだろうと不安でしたが、酸素ハウスのお陰で、強い苦しみが出たのはかなり限界に近づいてからだったようで、長くは苦しまず、旅立つことができたようです。酸素ハウスのサービスがなかったら、見ていられなかったな。。そういう動物医療の進歩には感謝しかないです。

さて、みけちゃん。
今ごろ、歴代の彼氏たちに再会して、奪い合いでもされてるかしら。
ハニーを産んでくれてありがとう。
虐待も、病気もない世界で、心いくまで食べて遊んでおくれね。
そして一時的でも、あなたの大嫌いな自宅で医療行為する人のおひざにも来てくれたこと、ありがとう。