<<ブログ 310>>
知らぬ間に貴方の心を侵略してしまう
恐ろしい国その2「ダカラ王国」の話
~私の変わらない想い~by 入道
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回も東京秋葉原そしてさいたま市浦和を基地として世界への羽ばたきを
されておられるちょっとだけ歳の離れた私の友達、画家の田中拓馬さんが
素敵な挿絵を画いてくださいました。
拓馬さん、ありがとうございます。お心に感謝、です。
田中拓馬さんのオフィシャルサイトも訪ねていただければと思います。。
http://tanakatakuma.com/
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前回の「ジャナイモン国」の他にもう一つ、「知らない内に人の心を侵略してしまう恐ろしい国」があります。ご存じでしょうか。
その国・・前回の「ジャナイモン国」の王子が独立して創った国なのです。その元王子、今は一国の国王、その名は「ダカラ王」。
今回はこのダカラ王の国、「ダカラ国」のことを書いていこうと思います。
● 「♪♪ダカラ、ダカラ、ダカラ
ダ~カラ、ダ~カ~ラ♪♪」
挿絵は田中拓馬画伯 画
こんな短い歌を国歌とする地図には載っていない恐ろしい国があります。ご存知ですか。
●この国が地図に載らないのは国土・領土を全く持っていないからなのです。
●その国の名前は「ダカラ国」。
●そしてこの国の王様「ダカラ王」は前回のブログに記載した「ジャナイモン国」の王子でした、つまりジャナイモン王とジャナイモン王女の間に産まれた子供なのです。
●成人と同時に独立して新しい国を創り、王となったのです。
●ダカラ王国の領土はジャナイモン国と同じように世界中の人々の心の中にあります。
●知らず知らずに、じわりじわりと人々の心に入り込み昔から世界征服を企んでいます。
●そして・・・
多分、全ての国の人々の心を自分のものにしてきてもいるのです。
●ダカラ王国の人々の心への攻撃の武器は火力・兵力なんて武器ではありません。
★ダカラ憲法、これひとつ、たったこれだけなんです。
●これだけで世界中を自分のものにしてきているんです。
●ダカラ憲法はすごく単純、簡単です。
●この憲法の構成は「(あなたは)○○なんダカラ、
□□□しなければならない」あるいは
「○○○なんダカラ、□□□しろ」、これだけなんです。
本当にこれだけなんです。
★○○○と□□□は心をダカラ王国に侵略された人々が勝手に創りだしていくんです
●ダカラ国、ダカラ王は何もしません
◆これで世界の国々のほとんどの人たちの心を自分たちの想い通りに動かしてしまうのです。
ごめんなさい、表現に誤りがありました。
◆正しくは動かしてしまう、のではなく心をダカラ王国の武器であるダカラ憲法によって侵略された人たちが勝手にダカラ王の思い通りに動いてしまうんです。
★ちょっと〇〇〇を例示してみましょうか。
男(の子)なんダカラ・・・ 女(の子)なんダカラ・・・
お兄ちゃんなんダカラ・・・ 姉ちゃんなんダカラ・・・
小学生になったんダカラ・・・ 子供なんダカラ・・・・
親なんダカラ・・・ もう△年生なんだから・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
社会人なんダカラ・・・ 新入社員なんダカラ・・・
先輩なんダカラ・・・ 給料もらっているんダカラ・・・
リーダーなんダカラ・・・ 課長なんダカラ・・・
部長なんダカラ・・・ 社長なんダカラ・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
仕事ダカラ・・・ アフター5なんダカラ・・・
会社なんダカラ・・・ 休日なんダカラ・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
いい歳なんダカラ・・・ 足腰弱っているんダカラ・・・
高齢者なんダカラ・・・
・・・・・・・・・・・
障がい者なんダカラ・・・
★どうですか、いっぱいあります、よね。
挿絵は田中拓馬画伯 画
●普通は「貴方は○○○なんだから□□□しなさい」、ダカラ菌に置かされて時のこれが病症なのですが、時に時として「俺は○○○なんダカラお前は□□□するのが当然だ」と更に症状を重くする人が見受けられます。
☆年齢を重ねた人たち、あるいは社会的な地位が上と言われる人たちにその重症例がみられます。
☆これは本当に困ったことです。
俺は社長なんダカラお前たちは文句を言うな
俺は社長なんダカラお前たちは黙って俺の言う通りにすればいいんだ
俺は年寄なんダカラお前たちは俺に優しくするのが当然なんだ
☆こんな症状がみられるようになったら普通の?病気と同じように静かに引退していただくことが一番なのですが、この重症状態になった人たちは
「今の自分の位置づけ」にしがみついてしまいます。
☆周りのたくさんの人たちの涙の上に自分が存在していることがもう理解できない、のです。
☆人間社会の中での「ダカラ王」になっちゃっているんです。
●残念なのですが治療方法、治療薬はまだ開発されておりません。
●「ダカラ ダカラ ダカラ ダ~カラ ダ~カ~ラ」と歌っているダカラ菌感染社長(トップ)に対してみんなの心を結集して「ヤメロ ヤメテ ヤメロ ヤ~メロ ヤ~メ~テ」と歌い続けて気づかせる以外に今のところない、のが現実だと思います。
●でもやり続けるべき、だとも思います。
●これもすべてダカラ国がばらまくダカラ菌に心が侵略されてしまった人たちが自分たちで勝手にどんどん創りだしてしまった結果なのです。
●ダカラ王国としては人々の心に「ダカラ、ダカラ、ダカラダ~カラ、ダ~カ~ラ」のダカラ王国歌を人々の心に根付かせるだけで、あとはその歌に隠されたダカラ菌の働きでよって人々がどんどん作り上げてしまっている、んです。
挿絵は田中拓馬画伯 画
●そうなってしまうと一人一人の人間は違う、一人一人個性をもっているのが人間、と言う当たり前のことを人々に忘れさせてしまいます。
★グルーピングして括っちゃうんです。
男とか女とか、一年生、新入社員とかあるいは年齢とかで。
★ダカラ菌に犯されてしまった人間の心が勝手に創ってしまった「括り」、この「くくりの中」で、これまた勝手に「標準」を創りだし、その標準と比べてその人が、わかり易く言っちゃえば「上にいるのか、下にいるのか」によって「人物を評価、採点してしまう」んです。
※私はこれが「バリア」の始まりと想い続けています。
●世の中の動きともなっている「バリアフリー」、バリアフリーを実現するために!!は・・・
●私は人間の心の中にある「バリア」を取り払うことなんだそう想い続けています。
※バリアは高いとか急だとか物理的なもの、なのではなく、人間が心の中で勝手に創りだしてしまっているものそう想い続けています。
◆そしてその源は「ダカラ菌」から派生した「ナラデキル菌」なんです。
普通のヒトなら高さ10センチの階段は楽に上れるはず
普通のヒトならわかるはず
普通のヒトならやれるはず
社会人3年目ならここまでできるはず
・・・・・・
◆何が普通なのでしょうか。
●人間が勝手に創りだした「標準」なんですよね。
●「普通のヒト」ってどんなヒトなのですか?
●肉体的・精神的そして年齢的・・・バリアフリーの対象とされている人たちは普通のヒトではないのですか?
●そんなことない、ですよね。みんな人間なんです。
●バリアは「ダカラ菌」「ナラデキル菌」に侵略された人間の心が創りだしているもの、ここから見つめなおしていべきだと思います。
◆バリアは人間が創りだしたもの。私はそう想い続けています。
◆だから、人間の心(想い)を変えていけばバリアは小さくしていける、なくしていくことができる、そう想うのです。
★私のこんな想いに至る気づきを与えてくれたのは正に「バリア」の英語「BARRIER」、この単語です。
★英語の理解として正しい、正しくないの論議は恐縮ですがしないでください。
★私はそう想った、これでいいのだと思っています。
☆{BARRIER}を勝手に二分しますと「BAR」と「IER」になります。(抜かしたひとつのRはたぶん、発音上から子音を重ねているのでとりました)
☆BARは「障害」あるいは「遮断(棒)」そして「IER」は「ER」と同じで「~する人」。
☆くっつけると「邪魔をする人」「遮断する人」と理解することできませんでしょうか。
●そう考えると「バリア」は人間が創りだした(創りだしている)もの、更に人間そのものなんだ、となりませんでしょうか。
●飛躍しすぎなのでしょうか。でも・・・私はずっとそう想い続けております。
◆上れない階段を作ったのは人間です。
応えられない問題を創ったのは人間です。
できない課題を与えるのも人間です。
待っていられないのは人間です。
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●ダカラ菌、ナラデキル菌に侵略された人間の心が創りだしてしまったものなのだと思うのです。
●そう想えば小さくそしてなくしていける、バリアフリーは人間の心を変えていくこと、想いを変えていくことで実現していける、のではないのでしょうか。
☆できないことを探し出して仲間外れにするのではなく、できることを見つけ出して仲間としていく、これだけていいのではないのでしょうか。
●社会・組織ってきっと「一人一人のできることの組み合わせで課題に対応していくこと。助けあって生きていくこと」なんだと思います。
●心を相互洗浄することでダカラ菌、ナラデキル菌を洗い流していきませんか。心を洗浄することで・・・・・
実はダカラ王は優しい一面をもった王様なんです。
挿絵は田中拓馬画伯 画
●実は人間を試しているだけなんです。
●人間が人間らしく生きていっているのであればダカラ王国は人々の心を侵略することは絶対にしない、のです。
●ダカラ王は人に「ダカラ菌」を新入させる時に実はひとつだけ人々を幸せにする、社会を穏やか柔らかにするヒントを同時に心に送りこんでいるのです。
☆み~んなに共通することを○○○に置いて、考え動けばダカラ王は心の制服をすぐにあきらめる、のです。
挿絵は田中拓馬画伯 画
●全世界の人間すべてに共通な○○○。なんなのでしょうか。
★答えは簡単、です。とは言え、この答えに私がたどり着くのにすごく時間がかかってしまいましたが・・・。
★み~んなに共通する〇〇〇・・・・
★そして□□□についてもダカラ菌では「~しなければいけない」「こうならなければいけない」・・・MUSTで構成されているのですが、○○○を『人間』と置いた時には同時に□□□に続く言葉はMUSTではなくWISHにしていくことなのです。
人間なんダカラ□□□でありたいな
人間なんダカラ□□□でいきたいよね
人間なんダカラ□□□であればいいよね
●いかがでしょうか。
○○○を人間とすれば、み~んなこのグループ括りに入ります。
み~んなを一緒に取り込む言葉は人間、これだけなんです。
●そしてMUST□□□ですと「できる人とできない人」の区分がすぐに生まれてきちゃいます。
●「できないこと」を探しだしチクチクと指摘する、仲間はずれ行為が産まれてきてしまいます。
●でも、いつもいつもWISH□□□でみんなの心が一致していれば、
「助け合って」の動きになりますし、一人ひとりも自分自身の存在に価値を感じて生きていける状況になる、そう想うのですがいかがでしょうか。
★ダカラ王がみんなの心に送り込んでいるダカラ菌に「○○○なんダカ□□□しなければいけない」と心を侵略されないようにいつもいつも「みんな人間なんダカラみんなで□□□でありたいな」、WISHで心を洗浄してみませんでしょうか。WASHではなくWISHで。
今回も最終行までお眼を進めていただき
ありがとうございます。
今回は触れませんでしたが・・・
ダカラ菌いっぱいの教育になってしまっている日本の教育
一人一人の「らしさ」をどう活かしていくのか
勇気を持った「教育の方向転換」が絶対に必要だ
と改めて感じております。
ありがとうございます。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村道夫)