<<ブログ311>>
7年9か月ぶりの首相交代 菅内閣誕生に想うこと
発足したばかりの内閣の高い支持率
きっとそれは「変化」への期待
「変化」それは菅新首相の「決断」次第
~私の変わらない想い~ by 入道
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私のちょっとだけ歳の離れた友達
浦和と秋葉原を基地として世界への羽ばたきをされている
画家の田中拓馬さんが今回もご厚意で素敵な挿絵を画いてくださいました。
拓馬さん、ありがとうございます!!
田中拓馬さんの公式オンラインショップも訪ねていたければ、と思います。
https://ttakuma.thebase.in
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●8月27日の安倍首相の急な退陣表明を受けて、9月16日に召集された臨時国会の衆参両院本会議の首相指名選挙で菅さんが第99代首相に指名され、その夜に首相親任式・閣僚認証式を終えて菅内閣がスタートしています。
挿絵は田中拓馬画伯 画
●菅新内閣、まだ本格的な活動にはなっていないにも関わらず、マスコミ各社の世論調査での内閣支持率は軒並み64%~74%の高い支持率を記録。なぜに?
※9.21読売新聞オンラインより
●私はこの内閣支持率Upはきっと「国民の『変化』への期待値」なのでは、と感じています。
★「期待」。
今までとは異なる〇〇〇の状態創造への期待です。
★「今のままでは嫌だ良くしてほしい」「今とは違う明日にして」「明日をもっと良くして欲しい」・・きっとものすごくたくさんの「今と違う状況であって欲しい」があると思います。それが支持率UPに繋がっている、そう感じます。
●では、「今とは異なる日本」を形成していくために何が必要なのでしょうか?
●必要なのは、「変化させていくこと」「変化させ続けていくこと」だと私は思います。
●でも、「変化」「変化」「変えるぞ」「変えよう」とどれだけ言い続けても変わることはできません。
★変化を生じさせるために必要なのは、トップの「決断」です。
菅首相の「決断」。菅首相が「これからどれだけたくさんの『決断』」をしていくのか、に「日本の変化」がかかっている、のです。
挿絵は田中拓馬画伯 画
★そして、「明日の日本形成のための『決断』」、これこそが日本国のトップである菅新首相の「役割」「仕事」なのだと思います。
◆「決断」と言うことに対する私の想い。
◆先ずは、かつて悩み悩みのツボの中にいた私に私自身が送っていた言葉を示します。
悩んでいる入村さんへ
組織の上位者・役職者の役割、それは「決断」することにあります
悩みぬいているとき
どうしようもないとき
そんな自らの悩みとどうしようもなさを
逆に明日へのエネルギーに
変える方法がひとつある
それは
『自ら決断すること』である
by 入道
◆組織の上位者、特に役職者の最も大きな役割は「決断」することにある、私の変わらない想いです。
●上位者・役職者(以下リーダーと表示)に必要な力をひとつだけ挙げろと問われれば私は迷うことなく「自己責任の決断力」と応えます。
◆存在価値のないリーダーは
①「自ら決断しない人」「自分一人で決断できない人」。
②次は「〔他人から受け入れられない〕自分勝手な誤った決断をする人」。
その誤りは現実をきちんと自分自身で把握していない、感じていないことから生まれてくるものである。
③そして「自分の本音とは違うけれども大勢に受け入れられるかをものさしに決断をする人」。
★私の想う最高のリーダーとは「その人が下す決断であるなら、どんな決断にでも大勢の人たちがついてきてくれる人」です。
★リーダーが誤った判断・決断をしても大勢の人たちがついてくるのはどんな人なのでしょうか、そして何故なのでしょうか。
★それはその人がたとえ誤った判断・決断を
したとしても、どんな人からの指摘・意見に素直に耳を傾け「ごめん俺が間違っていた、すぐに訂正しよう」の言葉と共に瞬時に正しい決断に変えてくれるのを知っているから、だと思うのです。
★そんな関係になれるのは、今までのその人の「決断」を通じて多くの人たちとの間に『信頼』関係が自然に成り立っているから、なんです。そう思います。
★そして、その「信頼」は「自己保身」からは絶対に出てはこないものです。
☆だから、「他人から信頼されているか」、これこそが役職者・リーダーの土台なのです。
そしてその「信頼」は「ノウハウ・ハウツー」で身につくものではなく、「人間性」に行き着くと思います。
●前記していますように、「決断」は「変化への挑戦」そのものでもあります。自分に火の粉が降りかかってくることを恐れていたら「決断」はできません。変化への挑戦はできるものではない、のです。
●だから過去にすがっている人間、過去の栄光に今の自分の存在価値を感じている人間、現在に安住している人間、明日を自ら考えていない、明日の姿をデザインできない人間には絶対にできないことです。
☆「決断」は「多数決」ではないし「顔色伺い」「全体の調整」の結果でもないし、あってはいけないのです。
☆それらは結局、決断する人の「自分自身の保身」であり自分に火の粉が飛んでくるのを恐れているだけ、なのですから。
☆こんなことを決めたら自分はどう思われるのか・・・今のポジションを失うことになるかも・・・寂しいけれどもきっとこんなことを「決断のものさし目盛り」にしている世界の住人だから、そうなるのです。
★決断するに必要なのは「自らの明日デザイン力」です。
明日デザインは今日と違う明日のありたい状態のデザイン。 自分に「ああしたい、こうありたい」がなければ明日のデザインは描けないし、結果、決断はできずに現状に甘んずることになってしまうのです。
●『決断』は混沌としている事態を急変させる不可思議な力を持っています。
私、そう想い続けています。
●『決断』の先にあるのは今から先、「明日」「未来」つまり「これから変えられること、変えていけること」だけなのです。
過去を変えることはできないのですから。
●『決断』の後のひとつひとつの行動が自然に次への扉を開けていくものなのだと私はいつも感じています。
但し、それはいつもその決断をした人にとって心地よい、都合のいい状態とは限りません、むしろ逆の場合が多いと思います。
●でも、私はだからこそ『大きな変化』が期待でき、実現できるのだとも思うのです。
★決断は必ず「今の混乱・混沌」とは違う局面に自分を導いてくれます。
なぜなら、決断には必ず「変化への勇気ある挑戦(=行動)」がセットされているのですから。
今回も最終行にまでお眼を進めていただきまして
ありがとうございました。
組織の上位者に求められる要件の中でとっても大切なのは
「その人に対する人間としての信頼」を土台として
いざというときには勇気を持って「決断」をすることができる人
私の変わることのない想いであり
しんどいですがやり続けてきています。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村道夫)