<<ブログ 323>>
衆議院選挙2021から想うこと
「日本のこれからは大丈夫なのか」
本気で感じています
⇑
各党ともに
「日本をどんな国にしていくのか」
「日本をどんな状況にしていきたいのか」
の提示そして議論はほぼなし
ほとんどが現状・今に対しての施策
「日本の明日へのデザインを競う選挙に
どうしてならない・しないのだろうか」
⇩
国会(政党・国会議員)
そして私たち国民双方に原因がある
~私の想い~ by 入道
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回も東京秋葉原のアトリエを基地として
世界への羽ばたきを重ねておられる私とちょっとだけ?歳の離れた友達
画家の田中拓馬さんがご厚意で素敵な挿絵を画いてくださいました。
拓馬さん「ありがとうございます」。お心に感謝です。
田中拓馬さんのサイトも訪ねてみてください。
http://tanakatakuma.com/
https://ttakuma.thebase.in/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●衆議院選挙2021。10月31日投票開票で終わりました。
●今回の選挙だけでなくここのところの色々な「選挙」の度に私が感じている「想い」がやはりまた今回も・・。
★ここのところ選挙の度に感じている私の想い。
●それは「今(これまで)に対しての施策」論議がほとんど、「今がこうだからこんな施策を講じていく」各党、施策内容は異なりますが「入り口」は「今」なのです。
★私が想うのは「今の施策」は「今のマイナス」「今の欠けていること」を「(思い付き的に)提示する」のではなく、やはり入り口は「今でなく」「明日・未来」からだと思うのです。
★「明日の日本」「5年後・10年後の日本」「5年後・10年後、明日の日本人」を「こうしていきたい」の強い想いがあって初めて「未来・明日」と「現実・今」の「ギャップ」を埋めていく、縮めていくために「何をしていくのか」・・・・・これが「公約」であるべき、あって欲しいと思うのです。
★テレビ・新聞・週刊誌・・・マスコミの報道の仕方にも問題があるとも感じます。
★コロナ対策を初め、夫婦別姓・ジェンダー・年金・・・等々「今に焦点を充てて」「何をしていくのか」に報道の力点がある、報道の大半がそのような構成だと私は感じていました。
◆別の言い方をしますと、「目的」がないのに「目標」「手段」だけが提示されている、そんな気もします。
◆「どんな状況に日本をしていこうとしているのか」「日本人をどんな人間の集まりにしていこうとしているのか」これが「目的」。
◆そしてこの「目的」を実現していくために、「手段」としてたくさんの施策・こうどう(=考動)がある、のです。
★今回の選挙にあたって各党から提示された「政策」は「目的実現」のための「手段」でもあるはず、なのです。
★でも・・・私にはその「目的」が各党共に見えてこないのです。
●選挙期間中、私は良く「衆議院選挙2021 NHK選挙WEB」を観ていました。
●このコーナーで紹介されている各党の「政策」は大きく「8つ」に「政策区分」されていました。
①新型コロナ対策 ②子育て支援・教育 ③外交・安全保障
④原発・エネルギー ⑤経済政策など ⑥年金・社会保障
⑦憲法 ⑧ジェンダー・多様性
●この区分で各党の掲げている政策が並んでいるのですが・・・・・・中身をしっかりと観ていくと・・・・・・・・・
やはり「トータルとして」「日本と言う国をどうしていきたいのか」、「日本をどんな国にしていきたいのか」がまったく観えてきません。
●見えてくるのは「今(これまで)」が「こうだから」「こうする」の動きだけであり、その結果「3年後」「5年後」あるいは「10年後」の日本がどうなっているのかを窺い知ることはできません。
●私たち国民・選挙民からもそんな要求をしないし、声も大きくはなっていません。ここに「も」大きな問題がある、そう感じます。
●そして、ごめんなさい大変に失礼な言葉になってしまいますが「国民」「選挙権を持っている人たち」に対して「媚を売っている」ように感じてなりません。(いわゆるバラマキ施策が目立つ現実)
★「日本」という国を「いい国」「楽しい素晴らしい国」「世界をリードしていく国」にしていくのは「政界」、国会議員の先生方だけでできるものではありません。
★日本人ひとり一人の「今までとは異なる動き」、「身体と頭そして心にたくさんの汗をかく必要」が絶対にあると思うのですが、そのことへの言及は各党共に全くと言っていい程ありません。
☆日本を変えていくのは国会だけでできる、そう思われているのでしょうか。
◆「日本を5年でこんな国にしていきたい」→「そのために国民のみなさんにもこんなところで少しづつ我慢して欲しい」「ひとり一人がこんなところに汗をかいて欲しい」そんな国民に「しんどさ」「がまん」「頑張り」のお願いも絶対に必要なのだと思うのですが、そうなってはいません。どうでしょうか。
◆「楽して」「今を大きく変えていくことはできません」。「楽して変化を実現していくことはできない」そう単純に想うのです。
★そんなことしたら「票が逃げてしまう」から、だと思うのですが、これで「日本の明日」「未来の素敵な楽しい国、日本」が実現していけるのでしょうか。
★各党そして国会議員の先生方に「勇気」を持っていただきたい、改めてその想いを強くつよくしています。
〇会社経営と同じだと思います。
〇いきなり「年度計画」は出てきません。
〇最初に必要なのは「どんな会社にどれだけの時間でしていきたいのか」の「経営理念」であり、実際の行動のものさしとなる「経営指針」です。
〇経営理念、その実現のために「長期経営計画」があり「中期経営計画」そして「年度経営計画」(半期・四半期も含む)があるのです。
〇そして・・・社長が取締役会が、ただ単に「もっと売り上げあげろ」「利益を上げろ」ではだれもついてきてはくれません。
〇今年度の売り上げそして利益は「〇〇を実現していくために必要な数字」。今期がんばれば「会社はこうなる」「みんなの生活はこうなっていく」・・・「今の頑張り先に何があるのか」「今のしんどさ・苦しさの向こうに何があるのか」をみんなが「見える状態」「共有できる状態」にしておくことがとてもとても大事なことなのです。
★この状態が「経営計画の共有」、「みんなが今期の目標の意味を知っている・納得している」状態です。
★この状況があって初めて「みんな頑張ろう」が成立していきます。いくのです。
〇残念ですが、まだ多くの会社でもそうなってはいません。
〇経営計画・目標は経営層と経営企画室が「電卓片手」に、そして「売上・利益ともに前期比マイナスは悪」の感覚に心を奪われて創っていくもの・・・・。
〇「増収増益」は誰のためなのですか。「みんな身体と頭に汗して増収増益にして誰が喜ぶのでしょうか」。
〇経営者自身の評価のため・・・・? 借り入れをしている金融機関から叩かれないため・・・?
・・・・・
〇ごめんなさい、会社についてはこれくらいにして、本題に戻ります。
●国会そして政党・・・国会議員の先生方の動きを変えていただくためには何が必要なのか。
●私は単純だと考えています。
●日本人ひとり一人が「国会・政党そして先生方」に要求し続けていけばいい、それだけだと思うのです。
★日本人ひとり一人の「選挙に対する考え方」を変えていかなければ「国会・政党そして先生方」は変わらない、そう思います。
★やはり入り口は「日本人ひとり一人が」「日本をどんな国にしていきたいのか」を「世界の中の一国、日本」のものさしも同時にもって声にしていくことなのだと思うのです。
★今回の衆議院選挙から「3年後」「5年後」そして
「10年後」の「日本」は「どんな国」になっているのか、そしてそのために「日本人ひとり一人がどんなところで汗を流すのか」「何を我慢するのか」・・・残念ですが・・・ほとんど感じることかできませんでした。
挿絵は田中拓馬画伯 画
★日本にとって、「未来の日本人の人たちのために」を「ものさし」に「今の日本人・私たち」は考えそして動いているのでしょうか。
☆今が良ければ、自分たちが良ければそれでいい、になっているのでは・・・。
とっても寂しいですがそんな気持ちにもなってしまいます。
★考えそして動きたいと改めて思います。
☆「今、自分たちのために」だけでなく「未来の日本人のために」を「大きなものさし」にしての行動(=考え動く)が必要ですし、絶対に忘れてはいけないことだと感じてなりません。
☆政党のみなさん、国会議員の先生方「勇気を持って変化へ挑戦」していただいて」大丈夫です。
☆「今のしんどさそして苦しさの向こうに何があるのか」「何のために今しんどい想いを、苦しい想いをしているのか」がみんな心で感じられていれば日本人は「一緒に考えそして動く」そう思います。
☆勇気を持って3年・5年・10年後の「日本」を議論し続けていきませんか。
今回の選挙からの素直な想いです。
今回も最終行にまでお眼を進めていただきまして
ありがとうございます。
選挙の時の「ものさし」を
「各党は今の自分たちに何をしてくれるのか」から
「日本をどんな国にしていってくれるのか」
「未来の日本人の暮らしはどうなっていくのか」「どうしていくのか」を
議論し合っていく
そんなものさしにしていきたい
そうしていかないとマズイ
改めてそう感じた2021衆議院選挙でした。
ありがとうございます。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村道夫)