うほとほ、突然のエピローグ。 | ニュージーに移住目指してうほとほ日記

ニュージーに移住目指してうほとほ日記

2011年10月四十路オンナがやってきて早くも10年。子育てと就労の苦労の中未だにワークビザ。永住権getの夢はどうなる? ビザに翻弄されて子どもたちは日本とこっちを行ったり来たり。この家族の未来は?

  先日、仕事終わりにオークランドでの専門学校時代の友人、台湾人のAちゃんと中国人のRちゃんとCityで会い、久々の再会と永住権取得のお祝いをした。

 

 Aちゃんに会うたんはパンデミック前(ココ)やったし、Rちゃん(過去記事ココ )(注;成人向け広告が貼られていることがあります。)とはこの記事以来だから10年ぶりということになるかな。彼女らの話だと専門学校時代の多くの同級生がまだニュージーに住み続けているらしい。Aちゃんをはじめ多くは結婚で永住権を取ったのだが、さっきのRちゃんやワタシ、知っているだけであと2人は今回の新枠で取った組。みんな10年ワークを継続しながらここまで来たんだと思って感慨深かった。

 

 将来をどうするかも話してて、ああ、やっぱそこだよなって思って。永住権取ったら終わりじゃなくて、何をして生きていくか、みたいなつっこんだ話になってちょっとうれしかったぞ。 

 

 10年前、そういえば卒業間近で就活始めるってんでバタバタしとったな。ブログもそのころ書き始めた。

 

 

 

書き始め当時の子どもたち。

 

 

とむお、11歳。小学生だった。

幼児用のおもちゃで遊ぶ図。
 
 
 
むるこ(左)、ちーこ。ともに4歳。

 お好み焼きを作っている図。

 

 

 

子どもたちもプラス10歳の年齢になろうかと。

 

 

できごと まつわるビザの種類
2011年10月 当時2歳半のむるこ、ちーこを連れて渡航。 全員ビジタービザ
2012年3月 専門学校入学 tomtom; 学生ビザ

双子;ビジター
2013年2月 専門学校卒業。同時に派遣で介護士を始める。 tomtom; オープンワークビザ
2013年6月 パートタイムで施設介護士を始める。子育ての両立で悩む。  
2013年10月 フルタイムで仕事が見つかる。子育ての両立ができないと
双子が日本へ帰国。
 
2014年3月 とむおが日本の小学校を卒業し、NZへやってくる。 tomtom; 専門科と同じ職業で2年間のワークビザ取得。
とむお; 扶養子どもとしての学生ビザ
2014年5月 双子がNZへもどり、NZの小学校へ入学。 双子;とむおと同じ学生ビザ
2015年7月 永住権への道を広げるため、現在の訪問系介護士に転職。 スポンサーの切り替えを行う。
2016年3月 更新申請したワークビザ却下となり、働けなくなる。子どもたちの学生ビザも同時に失う。双子を泣く泣く日本へ帰らせる。とむおは留学生ビザでNZに継続し変化なく学校へ。
最大の危機。
tomtom; 1か月間のビジタービザ

とむお;留学生学生ビザ
2016年5月 再びワークビザを単独として申請しなおして、1年のワークビザ発行される。永住権のためにさらに別の仕事を探すことに奔走する。 tomtom; essential skills work visa~以降2020年まで毎年申請。
2016年11月~2017年3月 時給を上げるために、careerforceで資格を取る。  
2017年6月~7月 ワークビザ更新される。永住権への道が不透明なため、とむお日本へ帰ることを決意。一方で、ヘルスケア業界の劇的昇給がある。双子が再び扶養子どもとしてNZへ戻ってくる。 双子;扶養子どもとして学生ビザ~以降ずっと。
2017年8月~2018年12月 とむお、日本で高校生となる。双子の学校のこともあり日本へ帰るか悩むが、NZでの将来への展望が持てず帰国を決め、NZでのまとめを書くため大学院へ行くことを決める。  
2019年4月 tomtom、通信の大学院生となる。  
2019年10月 現在の仕事でも永住権が取得できるように移民法が改正される。もう一度やってみようとIELTSの勉強を再び始める。  
2020年3月 NZ全域で新型ウイルス蔓延防止のためロックダウンが実施される。同時にイミグレが永住権審査の受付をストップ。これによって結局大学院を2年間休学することを決める。  
2020年6月 初めて3年のワークビザを取得する。ようやく毎年の緊張と申請料から解放された感ありあり。しかしながら最後のワークだと決める。国境も閉ざされ、先がまた見えなくなり日本へ帰ることをまた悩み始める。  
2021年10月 イミグレ、One-off residency Visaのカテゴリー設置を発表。帰る気満々な気持ちにまた水をさされる。  
2022年3月 子どもたちの選択の幅を広げることにもつながるということと英語力の証明も不要だというこのチャンスを逃さず、ぶつぶつ思いながらも永住権申請を初めてする。  
2022年4月 大学院へ復学  
2022年5月~2022年12月 日本へ帰りたい気持ちもやっぱりある中で悶々と永住権審査を待つ。  
2023年1月 明けてそうそう、approvedの連絡をもらう。 晴れて永住権~!!
2023年2月 どうなっていくんかな。とむおはNZに戻ってくるんかな。  

 

 

 

 

はい。長い長い道のりでございました。

 

 

 

 うほとほブログ、急ですが今回をもって最終回とさせていただきたく思います。永住権審査についても書いていきたかったのですが、迷いに迷ったあげくもしみなさんからのご質問があれば、できる範囲で個別にお答えするという形にしようと思います。中途半端で申し訳ありません。

 

 

 七転八倒で永住権取れずに日本へ帰りますという線が濃厚だったのに、見事に取得というカタチで締めくくることができて本当にうれしいです。

 

 

 「この家族は永住できるのか」「この家族はどうなるのか」というブログの問いに、「永住権は取れたけど先のことはわからない」で締めくくりをさせていただきます。

 

 

 この10年の長い長い永住権取得までのドラマを応援していただき本当にありがとうございました。

 

 

 

 またどこかでお会いしましょうバイバイニコニコ  tomtom