7月に入り、観光客が増えた代わりに、パリの住民たちはごっそりとバカンスに出かけた模様です。
バカンスで家をしばらく空ける前の大掃除で、本を断捨離したのでしょうか。アパルトマンの郵便受けの上に本が積んである風景は、バカンスの風物詩。
「夏は読書」のフランス人。新しい誰かの手に渡った本は、海辺や山で読まれるのでしょうか。
管理人さんもどこかに出かけている様子で、Amazonや郵便局の荷物が閉まった窓口に突っ込まれている風景も、また夏の風景です。
週末の朝、いつもは長い列を成しているパン屋さんや野菜やさんも、7月8月はのんびりと営業。
住宅地はゆっくりとした時間が流れる一方で、ルーブル美術館の前には、猛暑の中どこまでも長い列が続いているそうです。