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la petite chambre

illustrator ree*rosee art works

Hello November !

11月のカレンダーは、トレンチコートを着たレア・セドゥ。

秋色の花のファブリック (印刷物) を背景に。

昨年の個展のDMでも使ったドローイングです。

 

以前こちらでも11月のカレンダー日付の訂正をお伝えしましたが、

11月31日 (木) は誤植ですので、カレンダーをご利用いただいている方は、

訂正いただけますようお願いいたします (右)。

 

ついでに、トレンチコート×美女のドローイングを何枚か。

来年のカレンダー11月はトレンチコートのキャリー・マリガン。

トレンチコート、ブーツ、椅子もピンク尽くし!

2018年の11月カレンダーもトレンチコートで「made in U.S.A.」の

アンナ・カリーナでした。

先日の個展用にコラージュを加えて少しリメイクしました。

 

 

アンナは「女は女である」や「小さな兵隊」でもトレンチを着用。

 

 

 

この週末の連休中に、webshopオープンしたいと思っていましたが、

まだ準備不足の為、少し延期して11月中旬頃にオープンの予定です。

カレンダーをご購入予定の方は、もう少々お待ち下さいませ。

本日は10月最終日、HAPPY HALLOWEEN!

 

 

 

ご報告が遅くなりましたが、shamuaさんでの個展 "charming room" は

10月15日で終了いたしました。

ご来場いただいた皆様、並びにグッズや原画やをご購入下さった方々、

お花やお祝いなどのお心遣いもありがとうございました!

 

今回の展示は、早い段階から計画して気合いを入れていたのですが、

数ヶ月前からの家の事情や個展前に想定外の予定が入ったり諸々あって、

グッズ制作が間に合わないなど不十分な状態で悔しい思いもありましたが、

原画の制作は早めに準備していたので、新作も多めに展示出来て、

コンパクトでレトロな空間に作品がマッチして良かったと思います。

 

「部屋」をテーマにした背景付きのドローイングを中心にした新・旧作と、

来年のカレンダー用に描いた新作ドローイングも展示しました。

 

展示した中から一部を少しご紹介します。

以前雑誌で連載していたシネマページで描いた「アメリ」のイラスト、

赤い壁のベッドルームの原画も、今回のテーマ「部屋」にマッチしたので

今回初披露しました。展示の為に、全体的に少し描き足したり微調整しました。

知名度・人気の高い映画で、色鮮やかな作品で目立っていたせいか、

この作品を気に入って下さる方や注目される方が多かったです。

展示終了後、原画を気に入ってくれた親戚からリクエストをいただき、

お嫁入りすることになりました。

 

 

今回間に合わなかったけど、販売する予定だった新作zineの為に描いた、

個人的に好きなエリック・ロメールの「満月の夜」のコーナー。

この映画のパスカル・オジェが好きで、以前から描きたいと思っていて、

以前描いた2枚と、今回描いた新作を合わせて何点か展示したのですが、

これらの作品をとても気に入って下さった方がいて、こちらの原画も何点か

旅立ちました。

 

 


入口のトップに展示したこちらの作品もご好評いただき、私もお気に入り。

ティム・バートンの実写版「ダンボ」の回転ブランコ曲芸師のコレットを演じた

エヴァ・グリーンで、美しくきらびやかな衣装とポーズが描きたかった作品。

ゴールドのレースとビーズのクラシカルな衣装、同系色のレースペーパーや

レースなどのパーツでコラージュを施し、作品にマッチしたアンティーク風な

ゴールドのフレーム、シックでエレガントな1枚です。

2023年カレンダーのトップ、1月用に描いた新作原画です。

 

 

 

ギャラリー全体の雰囲気。

ドライフラワーはオーナーさんが飾って下さり、華やかになりました。

脚立も「アトリエ風に」とオーナーさんが演出されたディスプレイ。

携帯で室内全体を撮った動画をアップしたいけど、添付方法がわからないので、

instagramでアップした動画のリンク貼っておきます→

 

ビル最上階のギャラリーから見下ろした螺旋階段の風景も風情あり。

shamua カフェ (3F) の人気商品、季節のタルト。10月上旬はイチジクのタルトでした♡

 

個展終了から半月が過ぎましたが、もう随分前のように感じます。

今回の個展は、昨年秋から1年という短めのスパンで2年連続だったので、

しばらく関西での展示はしないつもりでしたが、今回の展示がきっかけで

企画展のお誘いをいただき、来年春以降にまた関西圏での展示イベントが

決まりました。

内容は現段階では、今回の展示の巡回展のような形になるかと思いますが、

一部季節に合わせたものに入れ替えて少しアレンジするか、あるいは

かなり違うものになるかもしれない…と、これから検討していきます。

今回の個展は、タイミングが合わず来られなかった友人が多かったので、

タイミング逃した方にも、良かったら来てもらえたら嬉しいです。

詳細内容が決まりましたら、またお知らせいたします。

 

2018年に京都、2021年、2022年に大阪、来年は神戸での予定で、

関西での展示が続いていますが、東京は2019年のグループイベント以降は

ご無沙汰で (ギャラリーでの個展は2016年が最後)、コロナ以降ずっと

行けていないので、来年は久しぶりに個展出来たらいいな…と検討中。

 

展示で販売したカレンダーやポストカードなどのグッズは、webshop

11月中に販売出来るように準備中です。

個展期間中クローズしてた creemaのショップは、ひとあし先に再オープン

しております。creemaでもカレンダーは販売予定です。

 

前述した新作zineは、11月中の完成・販売を目標に考えていましたが、

個展終了後も時間がなくて作業再開が出来ず、完成までまだもう少し

かかりそうです。

早くても年内か年明け頃… か、現段階で未定ですが、必ず完成させて

販売したいと思っておりますので、もうしばらくお待ち下さい!

進展がありましたら、またご報告いたします。

連日バタバタ続きでご報告が遅くなりましたが、10月1日から個展開催中です。

ご来場の皆様、ありがとうございます。

前半1週目が終わり、折り返しで本日含め残り6日間となりました。

 

ree*rosee exhibition  "charming room"  

◇日程:10月1日 (土) 〜 15日 (土)

◇場所:shamua (シャムア) 

open:12:00〜19:00

日曜定休 / 10月10日 (祝) はオープン
大阪市西区北堀江1-6-4欧州館 (4F ギャラリー / 3F cafe・雑貨)

螺旋階段を上った最上階にギャラリーがございます (★エレベーターはございません)

 

今後の在廊予定は、10/10 (月)・11 (火)・12 (水)・15 (土) です。

日によって来場時間の変動がありますので、詳細はSNSでアップします。

私の不在時にドアが閉まっている時は、お手数ですが、3Fのカフェショップの

オーナー様にお声掛けいただき、ご覧下さい。

入口付近のメッセージノート (芳名帳) にお名前やコメントなどを書き残して

いただけましたら嬉しいです。


今回の展示の為にたくさんの新作原画を描きおろし、テーマに沿った旧作品も

展示していますので、この機会に原画をご高覧下さい。

展示原画やグッズなどについては、instagramで更新中ですので、

よろしければそちらをご覧下さい。

 

こちらはベッドに横たわるマリー・アントワネットの新作ドローイング。

新作グッズで展開販売しています。(ポストカード、ミニファイル、ミラー、メガネクロス)

既出のmarie グッズ (マスキングテープ、ポストカード、メッセージカード)

約10年前に描いたマリーのキャンバス原画も久しぶりに展示しています。

 

今月のカレンダーも、Halloweenにちなんで「マリー・アントワネット」の

仮装パーティーのキルスティン・ダンスト。

 

 

 

2023年のシネマファッション・カレンダーも先行販売しております。

毎年恒例の縦型タイプ、シネマタイトルのフライヤー、リーンクリップ付き。

裏面はDMのデザインの全体画のミニフライヤーです。

 

本展に向けて販売予定していた新作zineは、途中まで頑張ったものの、

会期中には完成が間に合わず、断念しました。申し訳ございません。。

今回展示の新作も含めた作品、シネマイラストコラムなどをまとめた内容で、

残りを完成させ、11月以降に webshopでの販売を予定しています。

完成しましたらまたお知らせしますので、もう少々お待ち下さい。

 

数種類の旧作zineも販売中で、サンプルを置いていますので、

気になっている冊子がございましたら、手に取ってご覧下さい。

 

最終日10月15日 (土) まで、引き続きよろしくお願いいたします!

◆個展開催のお知らせ◆

昨年に続いて、今年の秋も大阪で個展を開催いたします。

今回は北堀江 (四つ橋駅) のカフェ雑貨屋さんの小さなギャラリーです。

 

ree*rosee exhibition  "charming room"  

◎日程:10月1日 (土) 〜 15日 (土)

◎場所:shamua (シャムア) 

open:12:00〜19:00

日曜定休 / 10月10日 (祝) はオープン
大阪市西区北堀江1-6-4欧州館4F  

tel 06-6538-9860 

 

 

◎現段階の在廊予定

初日10/1 (土)、8 (土)、10 (祝)、最終日15日 (土) は確定。

他の日程は、SNSでお知らせします。

 

隠れ家のような小さなギャラリーに合わせて「部屋」をテーマにした

イラストレーション作品展です。

展示タイトルは、初めギャラリーの隠れ家っぽい雰囲気から「cachette」

(カシェット=フランス語で「隠れ家」) にしようと考えていたのですが、

テーマに合わせた作品を描くうちに、ベッドルームなどもう少し広義で

魅力的な部屋 (と女性) をイメージした「charming room」にしました。

 

展示会場を選ぶ時、部屋の雰囲気にこだわることが多いのですが、

今回もノスタルジックなものが合いそうな空間に惹かれて決めました。

エレベーターはなく (良く言えば、パリの古いアパルトマン式)、

らせん階段をのぼり、3Fにカフェ&雑貨屋、4Fにギャラリーがあります。

カフェはテーブル2席のみで (軽食メニューあり)、予約可能だそうです。

お店の詳細はインスタグラムでチェックしてみて下さい→ shamua

 

タイトルと共に、DMに使う絵もかなり迷い、部屋と女性を描いた作品から

「20センチュリー・ウーマン」のベッドルームであぐらをかいて本を読む

エル・ファニングを描いたドローイングを選びました。

DMでは抜粋した縦デザインにしましたが、展示ではベッドルーム全体を

描いた横長の全景をお披露目します。

今まで人物単体を描いたシンプルなドローイングが多かったのですが、

今回は「部屋」がテーマということで、映画のワンシーンをモチーフに

人物と背景のシチュエーションを描いた新作と、過去作品からもテーマに

合ったものを選んで展示します。

 

 

 

◎DMを設置いただいているところ (9/4 時点)

◆ギャラリー / カフェ

・shamua (北堀江) ・cafe fouet° (福島)

・art shop & gallery ART HOUSE (堀江) 

◆画材屋

・カワチ (梅田、心斎橋) ・tools (梅田)

今後、ギャラリーや書店さんなど置いていただけそうな所にも配布予定、

シャムアのオーナーさま経由で、神戸、奈良のお知り合いのお店にも

設置していただく予定です。

直接DMをご希望の方は私のメール宛にお問い合わせ下さい。

 

ギャラリーの雰囲気は、アンティークやノスタルジックなモチーフと

相性が良く、古くて小さな個室です。

過去の個展を見に行った時に撮らせてもらった展示風景から。

最近のアンティークレースと古道具 etc. の展示。

昨年の帽子作家さんと花屋さんの個展。

雑貨やアクセサリー系の作家さんの展示が多く、イラストの展示は

レアみたいですが、この部屋の雰囲気に合う作品展にしたいと思います。

 

残り1ヶ月を切り、展示用作品の絵は概ね描けましたが、販売グッズの

制作・手配はこれからで、ギリギリまでバタバタしそうです。

販売グッズや追加の在廊日程、最新情報は、SNS (instagramtwitter) で

お知らせしていく予定です。

Hello September!

9月のカレンダーは、ディオールのクラシックなスタイリングの

エル・ファニング。

ブロンドの女優ヘアに大きなつばのストローハット、ボリュームたっぷりな

フレアスカートで、グレース・ケリーのようなエレガントなスタイル。

こちらと同じくカンヌ映画祭で着用していたファッションです。

全くそのまま同じスタイリングの表紙で、ディオールの帽子本がありました。

 

 

ロンドンのVictoria & Albert 美術館で買った、クラシック・ディオールの

'The little dictionary of fashion'


クラシックなファッションイラストレーションとモノクロ写真、テキストで

構成された、A to Zのファッション辞典。

布張りの表紙がリッチな可愛い本で気に入ってます。

時々表紙のデザイン違いで見掛けるけど、中身は同じみたいです。

 

 

 

老舗のハイブランド・ファッションと言えば、現在開催中のガブリエル・シャネル展

今回各国1都市のみの展示らしく、残念ながら関西の巡回展はないそう。

京都で開催された上野リチ展は、三菱一号館美術館で巡回されてたのに、

やっぱりこういう時は気軽に行ける関東在住が羨ましい。。

 

シャネル展の日本開催は32年ぶりらしく、今後は当分なさそうなので、

すごく行きたかったけど、9月末までの開催なので個展前で遠出は無理そう… 

三菱一号館美術館は好みの企画展が多く、建物も素敵で好きな美術館だから

見かったし、コロナ以降は東京にも行ってないので、久しぶりに東京にも

行きたかった。

残念ながら展示は行けないと思うし、カタログの通販 (銀座蔦屋書店) で

取り寄せて少しでも気分を味わいたいと思います。

 

「芸術新潮」のシャネル特集も興味があるので、カタログと見比べてみて

内容が違えば検討したいと思います。

 

 

 

ちなみに、パリ装飾芸術美術館では、シャネルがライバル視していた

エルザ・スキャパリの企画展が開催中。

出自や生き方、デザインの方向性、本人亡き後の現代の知名度など、

あらゆる面で対照的なシャネルとスキャパレリ。

奇抜で独創的、鮮やかな色彩のファッション、香水瓶や小物雑貨、

ファッションイラストレーターが描いたドローイング、ダリやコクトー

など著名アーティストとのコラボ作品など。

スキャパレリの作品は、企画展などの一部として見たことあるけど、

今回のようなアーカイブ的な単独展は見たことないので、見てみたかった。

東京よりさらに行くのが無理だけど。。

スキャパレリ展は来年1月までの長期企画展なので、現地の友人に代わりに

行ってもらって感想聞いてみたい。

 

 

 

 

パリ装飾芸術美術館も、ファッションやデザイン系の企画展のセレクト、

ミュージアムショップも好みで、館内の装飾も趣があっ (パリの美術館は

古い建物が多いので東京の庭園美術館のように箱自体の雰囲気が良い)、

幾度も訪れた好きな美術館で、再渡仏の機会があればまた訪れたい場所。

 

2009年に開催されたマドレーヌ・ヴィオネ展も、当時ヴィオネという

デザイナーのことは知らず、ポスターのビジュアルに惹かれて見に行き、

エレガントで美しく印象に残った展示でした。

現地で買おうか迷い、分厚く重くて (他にも大量に本を買ってたので) 

購入を断念したヴィオネの図録。

当時50〜60ユーロぐらいだったと思うけど、今かなり値上がりしてる!

(こちらフランス語版だけど、英語版はもっと高騰してる) 

 

 

 

明日か明後日夜に個展の詳細についてお知らせ予定です!

お盆休暇が終わり、夏も終わりに近付いて来ましたが、まだまだ暑いので

夏に合いそうな映画を少し。

何年か前に夏向けの映画リストの下書きをして、毎年更新しようと思って

まとめられないまま数年経ってしまったけど、その1作を夏が終わる前に

アップします。

2年前に見た時に、心に残って書き留めておいた闇の列車、光の旅」の

備忘録です。

 

 

キャリー・ジョージ・フクナガの長編デビュー作で、監督については先に

ミア・ワシコウスカ主演の「ジェーン・エア」で知り、その時に話題作

「闇の列車〜」の監督と認識したものの、タイトルから何となく重そうで

敬遠していて、時が流れて2年前に見たメキシコ映画「グッド・ワイフ」が

きっかけで本作を見ようと思った。

80年代のメキシコのバブリーな主婦ソサエティのマウント合戦を描いた

シニカルコメディの「グッド・ワイフ」で、主人公の裕福な主婦の取り巻き

の野暮ったそうな若妻 (80年代設定でバブリーなファッションやメイクも

手伝って) のことが気になって調べたら、パウリナ・ガイタンという女優で

「闇の列車〜」のヒロインと知って興味が湧いて鑑賞した。

 

 

 

 

ストーリーは、貧しい母国ホンジュラスからメキシコ経由でアメリカへ

命がけで不法移住を試みる少女、サイラ (パウリナ・ガイタン) と、

メキシコのギャンググループの一員として生きて来た少年、カスペル 

(エドガル・フローレス) の2人の主人公を軸に、被害者と加害者が行動を

共にして進行していくロードムービー。

 

カスペルは、ギャングのリーダー、リルマゴに秘密でグループ外の少女と

恋愛していたことがバレて、罰として (何と幼稚で理不尽な…) 列車強盗に

加担することを命じられる。

道中の列車内でサイラと出会い、劣悪な環境でギャングに属しながらも、

リルマゴへの憎しみと (カスペルの恋人はリルマゴに暴行されそうになり

抵抗して亡くなってしまう)、良心からサイラを助けようとする。

サイラの中で生まれたカスペルへの信頼の気持ちが、淡い恋心のような

感情へと変わるが、恋人を失って傷心のカスペルは距離を置き、

ありがちな恋に発展させていないのが、好感を持てる。

自分を救ってくれる恩人への少女の心理描写、正義感との引き換えで

待ち受ける少年の絶望的な行く末のやるせなさ、その犠牲の末に得た

わずかな希望の光を感じさせる結末が刺さった。

 

命がけで不法移住しようとする貧しい人々、真っ当に生きる選択肢が

少ない若者の人生にやるせない気持ちになった。

原題「non sombre」はスペイン語で「名もなき人」を意味していて、

映画内の話は、メキシコの貧困層の誰にでも日常的に起こり得るような

悲劇的な出来事で、リアルなことらしい。

メキシコ映画は数多く見てないけれど、ガエル・ガルシア・ベルナルを

初めて知った「アモーレス・ペロス」もバイオレントで激しく衝撃的で

(かなり昔に見て内容は忘れてしまったけど)、実際メキシコ旅行した時も、

魅力的である一方、喧噪で怖い街の印象で、移動中は常に緊張感があった。

ガエル・ガルシア・ベルナルと朋友ディエゴ・ルナは本作の製作総指揮で

携わっている。

 

 

 

スラム街のギャンググループの抗争やバイオレンス描写が、ブラジル映画

「シティ・オブ・ゴッド」を彷彿させるが、本作はギャングの闘争と

不法移住しようとする少女の列車の逃避行を併行させたロードムービー。
シティ〜は鑑賞当時、心を鷲掴みにして衝撃を受けた印象深い「群像劇」で

(BGM、サントラも秀逸で映像にマッチしてる)、本作は危険な状況の男女の

若者のやりとりが見どころ。見せ方は違うけれど、双方心理描写に惹き込まれ、

センチメンタルな余韻が残る作品。
 

 

 

 

フクナガ監督の「ジェーン・エア」は、イギリスが舞台で名作映画のリメイク、

「闇の列車〜」はギャングの闘争と逃走劇、中米が舞台のラテン色の強い

バイオレンス色のある作品で、別世界で作風も異なるが壮大な自然風景の

美しい描写が共通している。

日米ハーフの日系アメリカ人のフクナガ監督は、母親の再婚相手がメキシコ系

アメリカ人で、幼少時にメキシコで暮らした経験があるらしく、そういった

経緯で中米に思い入れがあってこの作品を撮るのに繋がったのかな?

 

序盤しか登場しないけど、カスペルの美しい彼女の部屋で過ごす束の間の

幸せな時間を描写した序盤のシーン。


ホンジュラス〜メキシコを経由した列車や移動シーンが多く、メキシコの風景や

室内シーンは少ないけど、彼女の部屋のピンクのカーテンやグリーンの壁、

刺繍のクッション、蝶のオブジェなど、メキシコらしい色遣いや小物使いが

可愛い部屋が印象的。

移動中の列車上からの見える壮大な自然が広がる美しいパノラマや、

サイラが望みを託して公衆電話に向かう後ろ姿のラストシーンも

フォトジェニックで印象的。

 

サングラス

映画の感想は以上で、以下はメキシコ繋がりで。

鮮やかな色彩のメキシコのインテリア、小物雑貨が好きで、

2000年代前半にメキシコ旅行した時のメキシコっぽい写真を少し。

たくさんお気に入りの写真あるけど、今回はその一部を。

 

カンクンから日帰りで行ったイスラ・ムヘーレスの民家。

キリストグッズ×ペールブルーの壁、ノスタルジックな小物が可愛い。

同じくイスラ・ムヘーレスのハデで可愛いお墓。

メキシコ・シティのグアダルーペ・マリアのフラワーデコレーション🌼

この辺の写真は「sweet room zine」に少し収録してます。

 

20年以上前に発行された、蜷川実花さんの写真集「BABY BLUE SKY」が

当時お気に入りで、ロケ地のイスラ・ムヘーレスのポップで可愛いお墓や

風景写真に魅了され、メキシコ旅行で、イスラ・ムヘーレス目的で

シティからカンクンに飛び、日帰りで行った想い出の場所。

可愛くて満足でわざわざ行った甲斐ありでした。

(治安の悪さはあるけど、メキシコは他も色々良かった)

近年の蜷川実花さんは、鮮やかな色彩や人物写真、スキャンダラスな

テイストの映画が有名だけど、当時も鮮やかな色味もありつつ、

今より人工感控えめで、素朴なガーリー感のある初期の風景写真が好きで、

当時は写真展に行ったり、初期の頃の風景写真集は集めていましたが、

「BABY BLUE SKY」は可愛い写真がいっぱいで、一番好きでした。

 

 

 

 

残暑お見舞い申し上げます🍉

お盆休暇最終日ですが、快適に過ごせましたでしょうか。

 

私は10月の個展に向けて残り1ヶ月半を切って、制作・雑務の日々です。

昨年の個展は急遽決めて、準備期間が1〜2ヶ月ぐらいで、

新作少しと旧作を合わせた展示で、割とスピーディに進められて、

今回は展示日程を決めて準備期間もあり、早めに準備を進めてたのですが、

ここ数ヶ月、個人的なことで想定外のハプニングが起きて (継続中)、

生活に侵食し、精神的に少し余裕がない状況で進行しています。

 

DMの入稿も早めに8月上旬の予定だったのが、デザインを迷っていて

これから入稿で (十分間に合う予定ですが)、来週以降に到着予定です。

そちらに合わせて、個展情報の詳細をお知らせしたいと思っております。

以前少しチラ見せしたこちらの絵↑も、今回の展示テーマに合わせて

描いた新作の一部です。

 

 

 

さて、summer webshop も本日最終日です。

もう少しセット商品を準備していたので追加したかったのですが、

個展の準備であまり時間が取れませんでした。。

似顔絵オーダーの受付も本日までです。

個展終了後の秋以降まで、しばらくwebshopはクローズしますので、

気になるものがございましたら、この機会にどうぞ。

creemaのショップも、個展準備の為、9月以降は休止予定です。

よろしくお願いいたします。

 

今年も夏らしいことを全然出来てないので、せめて夏気分を感じたくて

Savvyの「パフェ特集」を買ったのに、まだ全然目を通せてなくて、

そのまま夏が終わりそう。かき氷も食べてない。。

 

昨年の展示でお世話になった cafe fouet°さんの桃パフェが美味しそう。

8月中はあるみたいなので、早めに行けたらいいな。

 

夏期休暇は終わりますが、まだまだ暑い日が続きますので、

どうぞご自愛の上、楽しい夏をお過ごし下さい。

 

 

summer webshop のご利用ありがとうございます。

いくつか追加情報がありますので、お知らせいたします。

reerosee.thebase.in

 

☆SUMMER HOLIDAY coupon☆ 

先日 5%割引クーポンを発行しましたが、お盆休みに合わせて、

今回は4日間限定の10%OFFクーポンを発行しました。
・ご利用可能期間:8月11日 (祝) 〜 8月14日 (日)
3000円以上 (送料別) ご注文でご利用可能
・クーポンコード:ete2022
・当ショップ限定、お一人様1回限りご利用いただけます

 

クーポンの期限は明日14日までですが、webshopはお盆休みの

16日 (火) までオープンします。 

 

☆セット商品追加

少しセット商品を追加しました。

 

☆夏休み限定・似顔絵ドローイングオーダー受付☆

8月13日〜16日の期間限定で似顔絵オーダー受付します。

GW似顔絵オーダーでご注文いただいた時の似顔絵サンプルを。

 

今までペットと飼い主さまのオーダーが多かったのですが、

前回は初のカップルのオーダーがありました。

こちらは個人バストアップのドローイング。

 

季節柄、浴衣姿のご希望がありましたら、今回は和装など特別衣装の 

special オーダーも受付します。 

こちらは、1月の成人式の着物姿の女の子を描いたサンプルです。

 

Hello Ausust & Happy Summer!

暑中お見舞申し上げます🍉

8月のカレンダーは、赤い実のような飾りとリボン付きのキュートな形の
ストローハットを冠ったブリジット・バルドー🍒

 

同じく、B.B. × navy blueの新作ドローイング。川辺で水遊びする姿を描きました。

来年のカレンダーのサマーシーズンに入れる予定です。

 

 

summer webshop 昨晩からオープンしました。

reerosee.thebase.in

7月31日 (日) ~ 8月16日 (火) までオープン予定です。

 

☆SUMMER VACATION coupon☆

ご注文額1000円以上 (送料別) で当ショップ限定の 5%OFFのクーポン

発行しました。

ご利用有効期間:7月31日 (日) ~ 8月7日 (日)

クーポンコード:summer2022 を入力して下さい。

 

☆summer novelty☆

ご注文の方全てに、Lolita コースター+サマーステッカーを同封いたします♡

ステッカーのデザインは一例です。

 

☆5000円以上のご注文で送料無料💌


webshopのサマーバージョンの新しいトップ画像は「グッバイ・ゴダール!」

でアンヌ・ヴィアゼムスキーを演じたステイシー・マーティン。

南仏のバカンスでストライプのビキニで過ごすシーンから。

バカンスファッション×スレンダーなステイシーが可愛くて眼福。

 

「グッバイ・ゴダール!」ではバカンスファッション以外にも、

ゴダールカラーのインテリアやキュートな60sファッションが登場し、

ゴダールとアンヌの短い恋愛期間をシニカルに描いたラブコメディです。

映画とシネマファッションについては、こちらの記事でもアップしています。

 

 

 
 

Happy summer set で、何点かステイシーのバカンスファッションの

ステッカーも入っています。

ゴダールや60sのサマーファッションをセレクトした 60s summer girls set

のステッカーセット。 

A: ブリジット・バルドー B:「軽蔑」のB.B.

C:「グッバイ・ゴダール!」のステイシー・マーティン

D:「気狂いピエロ」のアンナ・カリーナ

 

 

 

 

 

 

他にもお得なHappy summer set 色々入荷しました。

 

出来れば、期間中にもう少しセット商品を追加したいと思っております。

クーポンの有効期間は8月7日までの1週間限定ですが、ショップ自体は

お盆時期まで約半月間オープン予定なので、夏休み中ごゆっくりご覧下さい。

7月も残り数日となりました。

今月は、月初めから世間を震撼させる不幸なニュースから始まり、

再びコロナ感染の話題が多くなったり、不穏なムードの1ヶ月でした。

 

プライベートでも、少し前から長期的に向き合うべき問題が起こり、

ここ最近はなかなか個展制作に集中出来ない状況です。

 

と言いつつも、合間に映画を見たり (今季は見たいTVドラマも多く、

ほぼ毎日見てます) 息抜きしつつ、見た映画のことや購入したパンフ、

本の紹介など、インプットしたものを早めにアウトプットしたいのに、

今月もブログ更新出来ませんでした。(毎月同じことの繰り返し…)

インスタはこちらよりはもう少し更新頻度もあるので (もっとフランクに

アップしたいけど、こちらもかしこまって下書き多めで更新頻度ダウン)、

よろしければチェックしてみて下さい。

 

ヒマワリ

2022年のカレンダーをご購入いただいた皆様に訂正とお詫びです。

本来今月初めに (何ならこの段階で) 気付くべきでしたが、確認不足で、

7月末〜8月初めの予定を確認していて、またしても今頃になって

カレンダーのミスに気付いてしまいました。

 

ご報告が遅くなり申し訳ございませんが、7月・11月にも誤植がありました。

お手数ですが、以下内容に修正いただけますようお願いいたします。

7月31日 (日) → 抜けているので追加

11月31日 (木) → 不要なので削除

 

今年も残り半分を切りますが、このタイミングながら先日、

creemaで2022年カレンダーをご注文下さった方がいらっしゃいました。

在庫わずかですが、今でもカレンダーをお買い求めいただけますので、

ご希望の方は creema、もしくは BASEのwebshopにてご注文下さい。

(BASE webshopの次回スケジュールは後述します)

 

2023年カレンダーもただ今デザイン制作・準備中で、秋の個展から

販売スタート出来るようにしたいと思っております

次回こそは印刷ミスがないように気を付けたいです…!

 

🍋

先週の連休期間中に実施したかったのですが間に合わず、延期していた

夏休みの webshopを今週末からオープン予定です。

7月30 (土) or31日 (日) 〜お盆休み頃まで、ゆるめにオープン予定です。

 

秋の個展に向けて原画制作集中期間につき、新作グッズはございませんが、

いつも以上にお得な Happy summer setを入荷します。


サマーセールや、割引クーポンも発行予定です。

詳細が決定しましたら、SNSにてお知らせいたします。

よろしくお願いいたします。