2011年3月11日、あの大震災が起こってから、
ことあるたびに、
上記のYou Tube映像を
くり返しくり返し、見入ったり、
映像にひたったり、
自分自身の感情にひたったり・・・。
私は、2012年8月下旬~2013年8月中旬まで、
埼玉県まで、仕事を求めて、遠征(出稼ぎ)に出掛けたのだけれど、
約1年間、埼玉で“都会人”として働いてみて、
実際に生活をしてみて感じたのは、やっぱり、
いくら、同じ“東日本”というくくりではあっても、
やはり、首都圏は首都圏でしかない。
都会は都会・・・。
震災の風化なんて、本当に、あっという間だ。
人々の意識からは、もう、311なんて、感じられなかった。
福島はいまもなお、悲惨であり、深刻な事態が続いているというのに、
首都圏の人々には、まったく、節電の意識はなく、
とにかく、“感覚”が震災前の日常に逆戻りしているようで、
残念で、仕方なかった。
同じ日本人といえども、しょせん、“他人事”なのだろうか・・・。
JR上尾駅の周辺に行くと、そのことをいつも考えてしまい、
無力な自分が悲しくなり、すごく残念な気持ちになっていた。
でも、自分ひとりでは、なにもできない。
なにも変わらない。
なにも変えることができない現実。
しかも、私自身の人生設計、キャリア形成だって、まだ、中途半端。
しょせん、私なんかは、無力でしかない。