バンドワゴン効果について | インターネットビジネス情報ブログ

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バンドワゴン効果についてお話しします。

「バンドワゴン効果」という名称は、アメリカの経済学者の
ハーベイ・ライベンシュタインの造語です。
「バンドワゴン」とは行列の先頭の楽隊車のことで、
「バンドワゴンに乗る」とは、時流に乗るとか、
多勢に与するという意味です。

政治学・社会学と経済学で使われている用語です。

多数の人間にある選択が受け入れられている場合、
その他の人間にもその選択が受け入れられやすくなります。

流行で人気になった商品があると、
多くの人がそれを買い求めるようになるということです。

他者に追随することで「自分も周囲と同じになることができた」
という安心感を求めて商品の購買に結びつく場合が多い。

「他人に置き去りにされたくない」という恐怖感、
「皆と同じ環境を手に入れた」という満足感が生じます。

これらを満たすために商品を購入することが
バンドワゴン効果であり、流行を意図的に
演出することでマーケテイングを
大きく助けるための要素になります。

バンドワゴン効果は、周囲の目をきにしやすい日本人には特に
当てはまる心理手法だと言えるでしょう。

投票行動においてバンドワゴン効果とは、
マスメディアなどによって選挙予測報道が流れた後に、
有権者が有利と言われたほうに投票することを指します。

投票者が勝ち馬に乗ろうとする傾向は、
選挙直後の世論調査において当選候補に投票したと答える人の割合が、
実際の当選候補の得票率を有意に上回る例が多いことにで示されます。

この行動の動機は単純な心理的な満足への希求であったり、
あるいは実利的な判断であったりします。

バンドワゴン効果とは、ある選択が多数に受け入れられている、
流行しているという情報が流れることで、
その選択への支持が一層強くなることを指しますが
その対義語は「アンダードッグ効果」(underdog とは「負け犬」のこと)

『一生懸命なのに上手くいかない人や、不利な立場の人を応援したくなる』
『頑張ってるのに報われない人を、助けたくなる、好きになる』
というのが、アンダードッグ効果です。

私は、日本人のわりには、あまり行列のできている店には並びたくありませんが
でも一般的な日本人は、「行列ができている=上手いはずだ」ということで
並んでまでも食べようとしますよね。

テレビの番組名でも「行列のできる●●」というのが人気がありますが
同じような心理現象を利用しているのでしょう。

お客さんがいっぱい来ているので店の収容力を増やして、店の外の
行列がなくなった場合には、かえってお客さんが減ってしまうかもしれません。
ですから店の店主も店を拡張することはしないのではないかとと思います。

アップルが新商品を発売した時の行列の長さは凄いですね。
また、最近ではお客さんの回転率を高めるために立ち食いの高級料理店が
軒並み作られ大成功しています。

昔ながらの立ち飲み屋などは、東京でも普通の酒屋でも見られるようになり、
狭いところで押し合いへしあいしながら、つまみとお酒を飲む光景が頼もしいです。

まさにバンドワゴン効果の、実例と言えます。

スマホのアプリやブラウザのオンラインゲームなどでも、
有名人のテレビでのCMを盛んに流していますが
「1000万ダウンロード突破!」とかいう、
ダウンロード数をアピールするのも、バンドワゴン効果です。

更にはユーザーレビューの数も、より強力な効果をもたらしてくれます。
Amazonなどで、なにか商品を買うときには、レビューの多い商品の方が、
安心感があり、みんなの満足度が高いというイメージから、買ってしまいますよね。

ネットビジネスでも、レビューの数だったり、
サポートしている人からの声などが多いほど、
安心感が増しますね。

演出された場合もあり、簡単に信用するのも問題がありますが
バンドワゴン効果を利用した方が良いとは思います。