4月7日(木)TPP特別委員会の質疑が始まった。

私は、午後差し替えという仕組みで、笠井議員に代わり、委員会室に座った。

民進党の質問が続き、
それにしても、提出した資料は真っ黒け。

保秘義務と言うが、その根拠となる文書も出せないと。
何が秘密なのかが秘密。
まさに、秘密保護法だなと感じながら。
これでは、政府の都合でいくらでも隠せる。
こんなんで、良いのか(怒)

しかも、公平公正な運営に努めると約束した西川公也委員長は、「TPPの真実」という本を出版する。
当初4月19日発売予定が、5月4日の発売に変更になった。
しかも、交渉の内幕も書かれているのではないか!?この内容は保秘義務に違反しないのか!?と、民進党の玉木議員が質問の中で追求した。

(これは、衆議院中継のホールページで見ることが出来ます)

なんども審議が止まるような場面はあったが、委員長は一度も審議を止めることはなかった。

これで、公平公正な運営なのだろうか!?

どこからともなく
「なんでこのタイミングで出版しちゃうかね」

と、聞こえてきた。

5月4日の発売というのは、TPPの審議も終わり衆議院を通過したあとだから、良いだろうという判断なのだろうか!?
国会には、黒塗りの報告書を提出し、答弁もまともにしない。
その一方で、TPPの交渉の内幕がわかるような本を終った後に出版する。

なんなんだ!
どうせ出版し、世の中に出る情報なら国会で、きちんとその内容を明らかにすべきだ!
それが出来ないのは、明らかになったら困ることがあるからだろう。
あまりにも、国会を軽視し、愚弄している。
あまりにも国民を馬鹿にしている(怒)

こうした安倍政権が、国会を形骸化し、
憲法改定を持ち出し、
電波を止めることもありうると閣僚が発言し、
ニュース番組のキャスターが変更になり…

その先には、暗黒の独裁政治体制が私には透けて見える。

そして、今日(4/8)審議は止まった。
まともに答弁しない大臣。
審議を止めない委員長。
そして、休憩になった。

安倍政権を国民の世論で包囲するしかない!
政権の座から引きずりおろすしかない!!