石狩での出張プレーパーク。
午前中断続的に雨が降る中での開催でしたが、
子どもたちも大人も楽しめた一日でした。




石狩市の大型児童館【こども未来館あいぽーと】で行われたいしかりこどもまつり。
建物の裏側の雑木林(隣の図書館に隣接)が、子どもたちの普段の遊び場として活用されるようにしたい、そのためのしかけとして今回出張プレーパークを依頼されました。

特別な人や特別なしかけが必要な特別な遊び場ではなく、
出張プレーパークで遊んで楽しかったと思ってくれた子どもたちが、
またこの場所で遊ぼう!、このあいだやったことをまたやってみよう!、
という気になるようなちょっとした遊びをできる場を作ろうと計画しました。

そしで当日の天気や様子をみて今回は、
雑木林の迷路と、自然の素材を使ったクラフトをしました。



定山渓自然の村施設長の下川原さんと石狩のかたがたにご協力いただき、
杭とPPロープで木々の間をぐるぐる迷路。


途中に隠されているスタンプを押して、となりのブースでもスタンプを押してもらうと、館内のお店で使える通貨がもらえます。





近隣の放課後クラブなどの子どもたちが手作り品のお店をいくつも出店しています。

館内は大混雑。



人混みに疲れたら、まったりクラフトいたしましょう。



あらかじめ拾い集めておいた材料
どんぐり、松ぼっくり、杉ぼっくり、あじさい、オオハナウドの実、などなど。




「何をつくるんですか~?」
と訊いてくる子たちに、
「ここにある材料を使って好きなモノをつくっていいよ!」
と言えば、意外とすんなりと手が動き始める子どもたち。




予め作っておいたいくつかの見本や、周りの子がやっていることを見て参考にしながら力作完成!




オオウバユリの傘をかぶったキノコちゃん。



葉っぱちゃん。
子どもの発想って、自由でスバラシイ!


これは二人で作った力作のブランコ。



こういうのは大人もハマります。
寒いのに黙々と作業。
うまくいくまでとことんやり直す子、
お母さんがしびれを切らすほどの集中力。
ひとつ作ったあともう一度来てまた違うものを作り始める子。
葉っぱやどんぐりやきれいな赤い実を拾ってくる子。

野外で、自然の素材を使って、自分の思うものを好きなように、
ということが新鮮だったようです。
でもじっくりやるには寒かった!
北海道の場合、野外でのクラフトはこの時期が限界ですね。




クラフトを楽しむ子たちの隣で、迷路も大人気。
何度も何度もやって、タイムを測ってもらってる子たちもいましたね。
木の下は雨があまりかからないので、少々の雨はへいっちゃら。




木登りをはじめる子も。

夕方近くまでいっぱい遊びました。

他にもいろいろ遊びたかった(ロープ遊びも、穴掘りもしたかったし、雑木林の木に樹名板もつけたかったし、いろんなものを見つけたかったし…)けど、
それはまた今度のお楽しみですね。

わたしたちさっぽろ冒険遊びの会も、
いろいろな場所で活動しながら経験を積んでいます。
みんなの笑顔に癒されたり、ちょっとしたつぶやきに笑ったりして元気をもらっていますよ!

月末(10月29日月)はちょこっとプレーパークin三角山。
それまでに雪がふるかな?
また一緒に遊びましょう