先月は天気がひどかったので、今月はどうだろうと心配でしたが、風もなく雪も降らず温かめの朝を迎えホッとしました。
週末にしっかり雪が降り、夜の間に少し気温が上がってベタ雪っぽいコンディションでした。

雪遊びを楽しみに、まず保育園の子たちがやってきました。
プレーパークは基本的に決まったプログラムはなし、やりたいことをみつけて自由に遊ぶ場なので、普段は一斉遊びをすることはないのですが、
夏とは異なる場所で久しぶりの雪遊びなので、今回はみんなで雪積みゲームをしてみました。

2グループに分かれて、黄色いコーンが置かれた指定された場所にどちらが高く雪を積み上げられるか競争します。
道具は用意してあるもの(スコップとバケツ)だけ使えます。





みんなで雪を集めます。

みんなががんばっている様子をカツオ隊長が実況中継しています。



なかなか高くならず、やや苦戦気味。
先生も参戦しました。


先生たちも真剣です。



おっ!高くなってきた!
待機している人たちは「がんば~れ!がんば~れ!」と応援します。




雪を集める人、運ぶ人、固める人、と、自然に仕事が分担されてきたようです。




終了~~~!
園長先生が高さを調べます。

青チームの勝ち!!

ゲームはまだ終わりません。

今度はみんなで積み上げた雪をどかして、マークにした黄色いコーンを早く取り出しスタート位置に戻ったチームが勝ちです。




高い雪の塔を壊して、一生懸命コーンを探します。

さっき負けてしまった赤チームが最初にコーンを掘り出し帰って来ました。
赤チームの勝ち!

子どもも大人も盛り上がりました。
よいウオーミングアップになったでしょうか?

ゲームが終わったらそれぞれ好きなところで遊びます。


この日は乳幼児親子も始まった早々から集まり始まりました。
さっそく自前のソリで坂を滑ったり、
バケツとスコップで遊んだりしています。

1歳児にとっては「はじめての雪遊び」だったりします。
歩く感じも、触る感じも、何もかも新鮮ですよね。



ボランティアできてくれたおぎさんと一緒に寝っ転がっておしゃべりしている3歳児もいます。



さっき取っ組み合いの喧嘩をしてた子たちがあっという間に仲直りして、
雪玉を転がしています。



いちごケーキにチョコレートケーキに、お顔のケーキ、
いっぱい作ってました。

おっきなソフトクリーム。
たべたいな~ たべたいな~
どんな味がするのかな~




干し芋を焼いておやつの時間。



あったかくて甘くって、美味しいね!

干しいもよりも、今は雪玉をおっきくしたい!ていう子もいたり。




おっきな雪玉ができたら上ってみたい、飛び降りたい。



もっともっと大きくしたいよう~
カツオ隊長も本気を出してがんばります。


保育園の子たちが帰ってから、
大人たちがんばって雪だるまにしました。
後ろには、これも子どもたちが作った雪だるまたちが控えています。




ちっちゃい子たちもがんばって雪山を登り、
お尻すべりしたり、ゴロゴロ転がっています。

火の周りでの、お母さんたちとのおしゃべりも楽しいもの。
ここのことをてんてんで教えてもらった人、児童会館でチラシを貰った人など、
今回は比較的ご近所の方の参加が多かったようです。

生後3ヶ月の赤ちゃんを前抱っこして上の子と遊びに来たお母さん。
上のお子さんがソリを引きながらスタッフと延々雪の中を歩きまわっている間にほっと一息。

「夏の間は自転車でひょいっと行けたところも、雪が降っちゃうともうダメで、行くとこがなくなっちゃう…」という声が聞こえてきます。

たしかに。

雪が積もると、自転車も乗れない。ベビーカーも動かない。
そうなると、駐車場のある室内の場所にしか行くとこなくなっちゃう?
誰もいない冬の公園に親子で出かけてもあんまり楽しくないし、
だいたい小さい公園はそろそろ雪捨て場になっちゃって、入り口もふさがれちゃう。

雪国ならではの楽しい遊びを逃してしまうのはもったいない。
冬でもまちのあちこちに、遊んだりおしゃべりできる場があってほしいと思います。



いっぱいあそんで手袋も濡れちゃったし、
さあ帰ろっ!

ベビーカーも自転車も使えない雪国での子どもの運搬手段は
「プラスチックそり」です。
時には買い物袋も一緒に乗っけて、
ずっと雪道ならいいけど、時折ロードヒーティングでアスファルトむき出し。
交差点もものともせず子どもを載せたそりを引くお母さん。
ちょっと急いで曲がったりすると子どもが転がり落ちたり…

冬のおでかけはほんとに大変。
それでもエイヤ!と気合を入れて外に出るママやパパはほんとにすごいな!



雪の上に4センチくらいの茶色いものがたくさん落ちていました。
見たことがなかったので公園職員のかたに伺うと、
木の下に連れて行ってくださいました。


北アメリカ原産、モクレン科の「ユリノキ(ハンテンボク)」。

チューリップのような形状の花が咲き、花の中の雌しべ?が実になり、
落ちる間にバラバラに分かれていくようです。



葉っぱの形が「半纏」に似ているから、「ハンテンボク」なんですね。

外に出れば今日もひとつ、明日もひとつ、と、新しい発見があります。


次回はお正月明けの1月7日(月)です。
冬休み期間だから、いろんな年齢の子が集まってくるといいな!
暖かい格好をしてきてね。
焼いて食べるものを持ってくるといいよ!
いっしょにあそぼうね。