気分新たに、今年のご挨拶をそろそろ書かなくては、と思ったところで、
能登での地震、
飛行機の火災と、
心痛むニュースが沢山。
皆さんは暖かいところにいますか?
食べるものはありますでしょうか?
くれぐれも、気持ちをいつでも持ち続けて下さい。
石川にいる私の知人とは、連絡がとれなかったのですが、
今朝方、「なんとか避難所でスマホの充電が出来た。家は全壊。でもね、家族みんな元気だから!大丈夫大丈夫!」と逆に励まされたような気持ちになりました。
同い年のその子は、それはそれはすっかり子供と家族を守り生きていく!気迫をもったハキハキとした声で、ビックリしました。
悲しみの底にいる時、
神も仏もあるものか、、
と思う事があるかもしれませんが、
必ずいます。
何かしらに私たちは護られて、強く人生を全うすべく、この世に生を受けたと思っています。
心痛いニュースを沢山みると、
何も出来ない事への無常さや、無念にかられると思いますが、
私は今日の電話を聞いて、ひとつ大きく心が動いています。
今日誰かに逢える。声が聞ける。動ける。食べられる。
些細な事に感謝しながら、
有難い事だと、幸福感を持つ事が、
こういった大きな悲しみの出来事に向き合うと、
自らが「罪悪感」に感じる事って、世の中には多々あります。
でも。
きっぱりと。
幸福感を持つ事は、誰かと比べて罪悪感を持つべきことではないです。
今だからこそ、どんな世界であっても、地に足をしっかりつけて、日々に感謝をしながら、大切に生きぬく時代。
私たちがしなくてはならない事。
それは、人生を全うして、ほんの少しでも、心の豊かさを大切に感じながら、
生きて生きて。
生きぬいていく事です。
優しい微笑みと共に。
誰にも変えられない、いのちの尊さ。
佐々木秀実