国際ゴスペルチームによる大合唱に友人が参加するというので、聴きに行きました。
この合唱団は、国際色豊かな構成で、団員さんは普段は仕事を持っていて、
休日や夜に集まって活動しているそうです。
そこに、バリトン、テノール、アルト(今回はめずらしい男性の高音)、ソプラノ(日本人女性!)のプロの歌手や指揮者が参加、講演場所は、クラシックやオペラなどを上演する上海東方芸術中心のコンサートホールという本格仕様です。
演目は、ヘンデルのメサイア。‘ハレルヤ‘で有名な合唱フレーズを持ち、キリストの一生涯を合唱とソロパートで描いた2時間程の大作です。
有名な‘ハレルヤ’のパートに至るまでが結構長く、
その中でバリトンの男性の低音パートが気持ちよすぎて、この部分はついウトウト・・・
大合唱が始まるとパッと起きるという、私はちょっと残念な人でしたが。。。
東方芸術中心は、建築外観は蓮の花をイメージした大小5つのホールで構成、
内装は、カラフルに焼き付けた特徴的な陶器を壁伝いに天井からワイヤーで吊り、
それを引き立てるように他の空間はグレーなどのニュートラル色で統一された
クールな空間になっています。
会場内は一転、アール曲線を用いて暖かみのある木材を使ったナチュラルで居心地のよい仕上げです。
開園をしらせる鐘の音は、‘ゴーン’という、お寺の鐘の音で、東洋感たっぷりです。
クリスマス前のメサイヤの大合唱、充分に堪能しました。
こんな環境で思い切り歌えた友人は、気持ちよかったに違いありません!