深く胸にしみる映画。
宗派に関係なく、神の愛とは何かを静かに問いかける。
異教徒の村の中で、尊敬され、慎ましく生活する修道士たち。
そこにテロの危険が迫る。
異教徒もテロリストも、同じ隣人として困っていれば手を差し伸べる。
イスラム教徒の村人のパーティーにも参加する。
アーメンと言い、インシャッラーと言う。
軍(暴力)による保護を断り、帰国命令も拒否し、村人たちと生きることを決意する。
これが実話であるということ。
人はこんなに崇高に気高くなれるのかと思う。
真の信仰とはまさにこういうことを言うのだと思う。
彼らが自分の内に神を見出し、涙を流すシーンが美しい。
タイトルは
「あなた方はみな神々だが、男として(人間として)死ぬであろう」
と言う聖書の一節。
神々と男たち